内容説明
桃山の武将たちが心酔したやきものは、時をへて現代に伝わる。それらの「古陶」に魅せられて、再興をめざした昭和の巨陶たち。彼らは何を受け継いだのか―。技と心の軌跡をたどる、ニッポンやきもの物語。
目次
焼締―土と水と炎から生れた
日本の陶器―頂点は桃山時代
李朝の陶磁器―長い間、日本人の心を捉えて離さない
中国の陶磁器―絢爛と技術を繋いで
著者等紹介
黒田草臣[クロダクサオミ]
1943年鎌倉生まれ。1965年明治学院大学経済学部卒業。東京渋谷黒田陶苑代表取締役。40年にわたり、陶業に携わり、「北大路魯山人展」「大備前展」など近現代陶芸家を中心とした展示会、個展を自店やデパートなどで数多く企画プロデュースする傍ら、雑誌・単行本等で陶磁器に関する執筆・監修を行う。沖縄県立沖縄芸術大学非常勤講師・朝日旅行「極めつけ陶芸紀行」講師などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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