出版社内容情報
五虎将軍の一人として劉備を支えた豪将の生涯。
関羽、張飛とともに劉備を支え、のちに五虎将軍に列せられた豪将・馬超。その勇猛果敢な姿を余すところなく描ききった長編力作小説。
黄巾の乱を横目に少年期を過ごした馬超――“無様な死に方だけはしたくない。圧倒的に強くなってやる”と、心に誓った彼は、父・馬騰の盟友である韓遂から刀を習う。そして半年で、泳ぐ魚を斬るほどの腕を身につけた馬超は、西暦194年、二百騎を統率して長安を攻め、大将の首を七つ取るという見事な初陣を飾るのであった。
▼その後も厳しい修練を積み、西暦202年の「汾水の戦い」を経て、めきめきと頭角を表していった馬超は、西暦211年、曹操率いる二十万の大軍と激突する。世にいう「潼関の戦い」である。騎馬隊の先頭で、十万の大軍を指揮する馬超は、疾風の如く馬を走らせ、凄まじい活躍を見せる。そして、宿敵・曹操をあと一歩のところまで追い詰めるのだが……。
▼屈強な肉体と際立つ腕っ節、あでやかな姿から「錦馬超」と称えられ、恐れられた豪将・馬超。戦場を駆け抜けるその勇猛果敢な姿を描ききった長編力作小説。
▼文庫書き下ろし。
●第1章 父の野心
●第2章 初陣
●第3章 宿敵曹操
●第4章 潼関の戦い
●第5章 流浪
●第6章 葭萌関の戦い
●第7章 五虎将軍
内容説明
西暦211年、馬超、韓遂の連合軍十万と曹操率いる二十万の大軍が激突した。世にいう「潼関の戦い」である。騎馬隊の先頭で指揮を執る馬超は、疾風の如く馬を走らせ、凄まじい活躍を見せる。そして宿敵・曹操をあと一歩のところまで追い詰めるのだが…。関羽、張飛とともに劉備を支え、のちに五虎将軍に列せられた豪将・馬超。その勇猛果敢な姿を描ききった長編小説。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
本名、朝倉秀雄。昭和26年、福島県須賀川市に生まれる。立教大学法学部卒業。平成5年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞受賞。平成14年、東北出身の気鋭の作家に与えられる第1回北東文芸賞を受賞
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感想・レビュー
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