異次元の刻印〈下〉―人類史の裂け目あるいは宗教の起源

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862381033
  • NDC分類 147
  • Cコード C0022

内容説明

類人猿の長い眠りから我々の祖先が突如目覚めたのはなぜか!?未だ解明されていないジャンクDNAの配列と言語におけるジフの法則のアナロジー。深まる謎の背後に見え隠れする超自然領域の影。幾多の学術論文、民俗誌資料の分析、向精神性植物摂取による自らの幻覚体験を通して、遂にハンコックは驚愕の核心に辿り着く。

目次

第3部 暗号(チャンネルDMT;機械仕掛けの妖精たち;DNAに隠された古代の師;ガラクタ置き場を襲う台風)
第4部 宗教(隠れシャーマンたち;神々の聖体)
第5部 人類意識創生の謎(異次元への扉)

著者等紹介

ハンコック,グラハム[ハンコック,グラハム][Hancock,Graham]
英国エジンバラ生まれ。「タイムズ」、「ガーディアン」など、英国を代表する高級紙の記事を執筆、エコノミスト誌の東アフリカ特派員を務める。先史時代に高度な文明が存在したとの仮説を検証した『神々の指紋』(翔泳社)は世界的大ベストセラー

川瀬勝[カワセマサル]
ハワイ大学卒、慶応大学大学院修士課程修了。慶応女子高講師、国会議員秘書を経て独立、各界要人の通訳を務める。現在は、モントレー国際研究大学通訳翻訳大学院助教授、会議通訳者、翻訳家、ヒプノセラピスト。サンフランシスコ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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九曜紋

11
DNAの二重螺旋構造はこの地球上で偶然に造られたものとは思えない、太古の昔に地球外で高度な遺伝子工学によって造られたと考えざるを得ないほどのレベルである、という科学者の見解。言語一般にあてはまる「ジフの法則」がDNAの塩基配列にもあてはまること。しかし、著者は地球外生命体による介入は否定する。人類の変性意識状態が宗教の起源である、というテーマにも深入りしないままに終わってしまう。中途半端な印象は拭えない。2018/02/05

とし

5
脳が「受信装置」である、という前提が正しいなら、特定の薬物を使うことでその受信の周波数を換え、普段ではアクセスできない世界とのチャンネルを繋げることができたとしてもおかしくはない。繋がる先は、現実に存在する「異世界」であるかもしれないし、DNAにあらかじめ刻み込まれた情報の世界であるのかもしれない。ハンコック節に毒されてしまえば、そういう「彼岸」世界が実在していることが当然に思えてくるから楽しい。もし可能なら、DMT(薬物)を静脈注射することで繋がる「世界」を、僕もぜひ実感してみたい。2016/05/15

やぐ

0
結局色々なビジョンは、DMTという物質が脳に影響を与えて見えるらしい。でもなぜか見えるものは文化や時代に関わらず人類共通のもので、いろいろな学びがあるらしい。DNAがそうさせるのか、本当に見えない異次元があって、そこにアクセスできるようになるのか?確かに宗教はみなその存在を主張する。真相はなかなか今の科学では証明できないかもしれないけど、シャーマンのアマリンゴさんの絵が凄く興味深く、私もアヤワスカ飲んでビジョンを見てみたいと思った。惹かれるものがある。2016/09/10

Hiro Iwatani

0
脳はチューニング可能な受信機である。2016/04/28

Takahisa Hirayama

0
上巻から一気に展開。終わり方は詩的余韻がありなかなか良かった。 何故いわゆる「幻覚」をみる能力が人間にはあるのか?象徴を扱えるようになり、飛躍的に進歩していった人類の夜明けの時期に、いったい何が起こったのか。既存宗教とのからみ、またDNAの起源、役割など、興味深い話題で盛り上げていく。恐らく眉唾物として片付けられるだろうが、続編に期待したい。もっと踏み込んで研究されてもよい分野。2013/02/19

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