出版社内容情報
学校と心理士が協働して、すべての児童生徒に適切な援助をするための校内体制づくり、アセスメント、チーム援助の実際を解説。学校と心理士が協働して、すべての児童生徒に適切な援助をするための校内体制づくり、アセスメント、チーム援助の実際を解説。
? 学校心理学にもとづいた教育相談とは
第1章 学校心理学にもとづく教育相談の考え方
1 教育相談の意義と定義
2 教育相談における3段階の心理教育的援助サービス
3 教育相談におけるアセスメントと援助サービス――学習、心理・社会、進路、健康の4側面
4 教育相談におけるチーム援助――4種のヘルパー
コラム
第2章 学校心理学にもとづく教育相談のすすめ方――チーム学校による対応
1 組織的に教育相談を行う体制づくり
2 学校で行うカウンセリング――教師、SC、保護者で取り組むチーム援助
3 支援・援助につながるアセスメント――援助シートの活用
4 学校外の専門家と連携するチーム援助
5 教育相談における援助の心がまえ
コラム
? 支援・援助にむすびつく児童生徒の理解
第3章 子どもの発達段階と発達促進的働きかけ
1 乳幼児期――アタッチメント・安全基地と探索・社会的参照
2 児童期――意欲・動機づけ
3 思春期・青年期――第二次性徴・アイデンティティの形成・自立
コラム
第4章 児童生徒の発達特性の理解と対応
1 診断横断的なアプローチによる発達特性の理解と対応――発達障害の理解を具体的な対応に結びつける工夫
2 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
3 注意欠陥・多動症/注意欠如・多動性障害
4 限局性学習症/限局性学習障害
コラム
第5章 小児科・精神科的な課題への理解と対応
1 心身症・不定愁訴
2 うつ
3 不安・恐怖
4 チック
5 摂食障害
6 自傷
コラム
? 学校心理学にもとづく教育相談の実際
第6章 事例に学ぶ「チーム学校」による援助――現代的な課題を中心に
1 不登校
2 SNS、LINEによるいじめ
3 ネット/スマホ依存
4 暴力行為
5 性的マイノリティ
6 児童虐待
7 受験ストレス
8 発達障害
コラム
山口豊一[ヤマグチトヨカズ]
著・文・その他
松嵜くみ子[マツザキクミコ]
著・文・その他
内容説明
子ども一人ひとりの援助ニーズに応じ、充実したサポートをするために。学級担任、教育相談担当、生徒指導主事などの教師、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフ、公認心理師や教師を目指す学生など、学校教育に携わる方へ、教育・学校に役立つ心理学をわかりやすく解説。公認心理師養成カリキュラム対応!
目次
1 学校心理学にもとづいた教育相談とは(学校心理学にもとづく教育相談の考え方;学校心理学にもとづく教育相談のすすめ方―チーム学校による対応)
2 支援・援助に結びつく児童生徒の理解(子どもの発達段階と発達促進的働きかけ;児童生徒の発達特性の理解と対応;小児科・精神科的な課題への理解と対応)
3 学校心理学にもとづく教育相談の実際(事例に学ぶチーム学校による援助―現代的な課題を中心に)
著者等紹介
山口豊一[ヤマグチトヨカズ]
聖徳大学心理・福祉学部心理学科教授。同大学通信教育学部心理・福祉学部、同大学大学院臨床心理学研究科教授。同大学附属心理教育相談所長。学校心理士SV、臨床心理士、特別支援教育士SV。日本学校心理学会副理事長。学校心理士認定運営機構理事・事務局長。筑波大学人間総合科学研究科博士課程修了。博士(カウンセリング科学)。茨城県の公立小・中学校教諭、茨城県教育研修センター指導主事、茨城県スクールカウンセラー、跡見学園女子大学教授などを経て現職
松嵜くみ子[マツザキクミコ]
跡見学園女子大学心理学部臨床心理学科教授。同大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻教授。臨床心理士。日本小児精神神経学会常務理事・企画委員。日本子ども健康科学会理事・事務局長。青山学院大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程単位取得済退学。医学博士(小児科学)。国立小児病院アレルギー科、昭和大学江東豊洲病院小児科、埼玉医科大学病院小児科、うちやまこどもクリニックにおける心理士、東京都スクールカウンセラーなどを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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