内容説明
人類は、あるときを境に前例のない驚異的な進化へと足を踏み出す。シャーマンが変性意識状態の中で幻視する半獣半人、傷負い人のビジョン。太古の洞窟壁画、中世ヨーロッパの妖精伝説、現代アメリカのUFO・エイリアン遭遇報告に共通した数々のイメージ。ハンコックの探求の旅が始まる。
目次
第1部 ビジョンと洞窟(死者との邂逅;考古学最大の謎;魂のツタ;洞窟に隠された知性)
第2部 異次元領域の存在たち(異次元への旅;天空のシャーマン;愛の精霊;秘密の国;妖精とエイリアン;二つの世界の間)
著者等紹介
ハンコック,グラハム[ハンコック,グラハム][Hancock,Graham]
英国エジンバラ生まれ。「タイムズ」、「ガーディアン」など、英国を代表する高級紙の記事を執筆、エコノミスト誌の東アフリカ特派員を務める。先史時代に高度な文明が存在したとの仮説を検証した『神々の指紋』(翔泳社)は世界的大ベストセラー
川瀬勝[カワセマサル]
ハワイ大学卒、慶応大学大学院修士課程修了。慶応女子高講師、国会議員秘書を経て独立、各界要人の通訳を務める。現在は、モントレー国際研究大学通訳翻訳大学院助教授、会議通訳者、翻訳家、ヒプノセラピスト。サンフランシスコ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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九曜紋
9
再読。2008年初版。またまたお騒がせ(?)のグラハム・ハンコック。著者自身が幻覚物質を摂取して見たもの、アマゾンのシャーマンの見たもの、旧石器時代の洞窟壁画に描かれたもの、現代のUFO拉致体験者が見たもの、果ては妖精伝説にまで共通したビジョンがあるのはなぜ?この問いを突き詰めようと真実(?)に迫ろうとする著者。息もつかせないテンションのまま下巻へ。2018/02/03
とし
7
『神々の指紋』の、あのグラハム・ハンコック。「宗教の起源」という副題に引かれて読んでみたんだが、予想した内容とはだいぶ違ってた。異次元というか、いわゆる「彼岸」のシステムについての考察になるんだろうか。薬物による幻覚、シャーマンのトランス状態、UFO拉致被害、妖精伝説などが、非常に似た「構造」を持っていることを、膨大な症例を紹介することで実証してゆく。下巻がどう展開してゆくのか楽しみ。2016/05/13
やぐ
1
◎洞窟壁画とアマゾンのシャーマンとUFO拉致体験、さらに妖精とが、変性意識という思いもよらないところで結び合わされる。え〜〜何それ〜〜ホント〜〜?!と言いながら、なるほどなるほど面白いね!!と思ってしまう、UFOいたら面白いね派の私。しかし、最終的にどこに着地しようというのかハンコックさん。下も期待。2016/09/05
瀬尾
1
誰もが確証しずらい事柄でありテーマを、ここまで筋道立てて表現することができるんだなぁ。内容・構成は面白いのでスラスラ読めた。
Hiro Iwatani
0
人間とエイリアンのハイブリッド!!!2016/02/16