歌舞伎町のシャブ女王―覚醒剤(シャブ)に堕ちたアスカの青春

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862380623
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

こんな女、見たことがない。13歳から筋金入りのシャブ&セックス中毒者・太田アスカは、ヤクザを怖れずキレまくり、刑事をシャブ漬けで破滅させ、シャブ出産もする凶悪な女。仮釈放で出所したアスカは更正できるのか。これからどうやって生きていくというのか。歌舞伎町のシャブ女王・太田アスカと夜回り組長・石原伸司の、壮絶な交流記録。

目次

第1章 太田アスカとの出会い
第2章 地獄の家庭生活
第3章 歌舞伎町のシャブ女王
第4章 アスカ、塀の中での生活
第5章 夜回り組長が、アスカをプロデュース
第6章 約束を守れない、どうしようもない女
第7章 アスカ、お前が心配でたまらない

著者等紹介

石原伸司[イシハラシンジ]
1938年、千葉県生まれ。元広域暴力団組長。作家。12歳で家出。チンピラを経てヤクザになる。あらゆる犯罪に手を染め、30年近く塀の中で生活する。徳島刑務所での服役を終えた後、ヤクザを引退。現在、作家活動の傍ら、繁華街に出て非行少年少女の悩みを聞き、彼らの更生を助けるべく行動する。その姿がテレビ、雑誌などで報道され、「夜回り組長」として反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

30
☆☆★ あまりにも日常とかけ離れた世界でどこまで本当なんだろうと思わせるが、太田アスカの生きざま自体はリアルなのだろう。やはり薬物依存は恐ろしいし、「人間やめますか」と言われるだけの事はある壮絶さだった。その後のアスカの行く末はわからない。AV女優の話もボツになったのだろう。2021/09/28

しぃたろ@記録の一部が消失:(

15
常人にはとても理解し難いディープな世界を覗いてしまった…。覚醒剤の恐ろしさが良く分かる一冊。覚醒剤の害を論理的に説いて纏めた作品を読むより、アスカの様に狂ってしまった人間の行動をまざまざと見せ付ける本書を読んだ方が、より覚醒剤の恐ろしさが分かると思う。人間は覚醒剤に勝てない。一度でも使用すれば奴隷となり、生涯振り回されるだけである。彼女はしっかりと更生出来たのだろうか?その後が気になる。2016/03/23

ヒロチカ

2
悲しすぎる幼少期が引き起こした壮絶な人生からの立ち直りストーリー。元組長が更生させるのは、究極の麻薬におぼれた女王。すごい組み合わせ。今なお続く人生をたくましく生きる女王、がんばれ。ちなみに、兄ケンイチは健在なのでしょうか。2010/07/19

ミュンヘン

2
家で虐待され居場所を失った13歳、シンナーに溺れたうえシャブはもっとすごいという噂を聞きつけ歌舞伎町へ。そこで出会った男がやくざの組長。13歳の少女はシャブを打たれて…。とんでもないことがこの日本にもあるもんだ…とあきれて読んだ。シャブの甘美な面も一杯書かれているが、シャブの恐ろしい面も全て披露されている。少女は20代前半にしてC型肝炎に感染し、脳みそはスカスカで物事を覚えていられない。シャブは人間を薬の奴隷にしてしまうのだ。2009/10/05

のちおちゃん

2
☆☆☆2008/01/06

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