内容説明
使い込めば、艶を放ち美しく育つ。傷んだら、直すことができる。熱いものを入れても掌に温かく、汁を飲んでも、白米を盛っても、やさしい口当たり。心にも体にも美味しい日本の道具たち―。漆作家30人の「食器」70点を紹介。
目次
それぞれのお椀物語(気品に満ちた塗り肌の汁椀―佐藤阡朗;日常の食卓が似合う椀―福田敏雄;木目を生かした木地師の椀―寒長茂 ほか)
子どもの器
加飾を楽しむ
美味しい食卓
著者等紹介
高森寛子[タカモリヒロコ]
エッセイスト。婦人雑誌の編集者を経て、使い手の立場で、日本にあるさまざまな伝統工芸品の作り手と使い手をつなごうと、かずかずの試みを行ってきた。雑誌や新聞に生活工芸品についての記事を書いたり、展覧会等もプロデュースする。現在は「スペースたかもり」を主宰し、漆の日常食器を主体に年に四~六回の企画展を開催している
大屋孝雄[オオヤタカオ]
カメラマン。1995年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、古美術を中心に撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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