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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wakitasanfujinka
2
雑誌などとバカにすることなかれ。非常に良くまとまっています。最初はギリシャ神話の記号の解説から始まり、無論神話の紹介もしてくれます。最後までいくと、神話の出所の信憑性、絵画の寓意にまで思考を連れて行ってくれます。濃いです。入門して卒業させてくれるぐらいの勢いです。2011/07/31
サロメ
2
NHKカルチャーラジオのテキスト。ラジオ講座は仕事の都合で聞けないのでテキストだけ読みましたが、十分おもしろかった。一度は見たことのあるルネッサンスやバロック期の絵画(ティツィアーノやルーベンスなど)のソースやバックボーンを説明してくれ、単に「ギリシア神話の絵」としか見ていなかった絵画がいかに奥深いのかがわかります。「バッコスとアリアドネー」を描いたティツィアーノは、何のテキストを参考に、誰の依頼で、誰の影響を受けたのか。そんなことを考えながら鑑賞できるようになりたいが、ちょっと高尚すぎるかも。 2011/05/22
エラリー9
1
「専門ではないが」の予防線が何回も出てきて少々うっとうしいが、ギリシア神話好きにはなかなかいいんじゃないでしょうか。ティツィアーノの「バッコスとアリアドネー」の絵は初めてみたが、素敵。ラジオ聞きたかった。2011/04/05
前島マリエ好き
0
ハデスが神でありながらペルセポネを后にと拐いデメテルを悲しませるなど、元の神話を知る者も画家が作品に込めたものから別の面白さがあると教えてくれる一冊。2016/01/24
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