内容説明
道元自らの言葉と用例に拠った画期的解釈。伝統的解釈と現代の諸解釈を詳細に吟味し、『現成公按』の真意を読み解く。
目次
「諸法の仏法なる時節…おふるのみなり」
「自己をはこびて…仏を証しもてゆく」
「身心を挙して…一方はくらし」
「仏道をならふといふは…長長出ならしむ」
「人、はじめて…本分人なり」
「人、舟にのりて…道理あきらけし」
「たき木…いはぬなり」
「人の、さとりをうる…辧取すべし」
「身心に…しかある、としるべし」
「魚、水を行くに…ごとくあるなり」
「しかあるがごとく…何必なり」
「麻浴山…参熟せり」
著者等紹介
松岡由香子[マツオカユカコ]
1945年静岡県生まれ。京都大学文学部博士課程満期修了。日本キリスト教団牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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