内容説明
本書は、経済学部で講義されるミクロ経済学の内容を前提とし、ミクロ経済の数量的な分析を行う方法を説明する。すなわち、計量経済学における手法をもちいてのパラメータの推定および数理計画法における手法をもちいてのモデルの解の計算により、モデルの数量的な分析を行うための方法を説明する。
目次
第１章 統計的推測
第２章 線形システムのパラメータの推定
第３章 非線形システムのパラメータの推定
第４章 企業の生産技術関係と費用構造の計測
第５章 消費者需要モデルの計測
第６章 応用一般均衡モデルによる計算
第７章 ゲーム均衡解の計算
第８章 品質の異なる財市場における需要と供給のモデルの計測
著者等紹介
細内勇［ホソウチイサム］
１９４２年生まれ。ペンシルバニア大学大学院経済学研究科博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．）。長崎大学経済学部講師、助教授、教授を経て、現在、明海大学経済学部教授。著書に『ミクロ経済学の理論』（中央経済社）がある
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