内容説明
ロシア軍特殊部隊“スペッナス”で学ばれる格闘術「システマ」の基本ドリルから深い哲理までを解説した、待望の入門書が登場。日本人インストラクター・北川貴英氏による分かりやすい文章と多数の図版は世界初の質とボリューム。武術、格闘技愛好者はもちろん、日常生活にもそのまま使えるメソッドを紹介しています。
目次
第１章 システマのトレーニングについて（システマの歴史；システマのシステム―四原則のアプローチ）
第２章 システマエクササイズ（エクササイズで見つける「自分の型」；システムのリラックス ほか）
第３章 システム式格闘術（本当に「使える動き」とは？；ストライクについて ほか）
第４章 システマ式コンディショニング（システマと健康法；システマ式マッサージ）
第５章 システマの哲学（システマの「スピリット」；システマのスピリットについて１ 「Ｋｅｅｐ Ｃａｌｍ」 ほか）
著者等紹介
北川貴英［キタガワタカヒデ］
システマ東京代表。１９７５年６月生まれ。東京都出身。高校時代に空手道場に入門。黒帯を取得した後に甲野善紀氏の稽古会に所属。並行して様々な武術や身体論などを学ぶ。０５年にシステマに出会い、０８年にシステマ創始者ミカエル・リャブコ氏より公式インストラクターとして認定される。現在、朝日カルチャーや東急セミナーＢｅなどで多数の定期クラスを持つほか、防衛大学課外授業や公立小学校など公共機関での指導実績もあり（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
21
システマの四原則の呼吸をし続ける、リラックスした状態の維持は難しい。緊張した状態で、攻撃を受けると、衝撃が残る。なので脱力すること。2014/09/12
おじ
7
入門編の割に結構なボリュームだった。ストレッチとかリラクゼーションの方法だけかと思いきや、ナイフディフェンスやらストライク（打撃）、衝撃の逃がし方まで網羅・・・「力むのは限界があるけど、リラックスに限界はない」（至言）2016/02/11
スー
4
何度も読み返したいと思います。2016/01/04
江草貞治
3
再読。動かしてみるとなるほどと腑に落ちる。むしろやってみないと分からない。2015/05/05
ice_age
3
呼吸法に始まり、非破壊、相手をコントロールする技術まで、システマの哲学に武道の奥義を感じた。2012/01/19
