目次
第1部 九州と対外交流(元岡G‐6号墳の庚寅銘大刀と百済の刀剣外交;鞠智城「繕治」の歴史的意義;令制日向国の成り立ちと大隅・薩摩;宝亀遣唐使と「東大寺六宗未決義」;平安時代における大宰府の対外的機能―その官制・財政との関わり;貞観仁和の開聞岳噴火記事に関する再論;観世音寺公験案の成立;大友家文書第四巻「鎌倉代々御教書」の再検討)
第2部 文化交流の展開(日唐における律学博士と明法;陰陽師賀茂保憲について―律令国家転換期の陰陽道;日本古代国家における喪葬諸儀礼の位相;平安貴族の昇進儀礼―着座・着陣を中心に;平安時代の即位式における外弁公卿について;中世における記録の“発生”―『法然上人絵伝』と『西方指南抄』に見える夢想記事を中心に)
著者等紹介
坂上康俊[サカウエヤストシ]
1955年宮崎県生れ。現在、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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