目次
序 比較史の魅力
第1部 民衆と戦場の現実(刀狩り―兵と農の分かれた社会へ;廃刀令の通説を疑う;戦国民衆像の虚実 ほか)
第2部 飢饉の実態(弘治年間の村々の災害;永禄三年徳政の背景―歴史のなかの危機にどう迫るか;戦国甲斐の凶作情報を読む ほか)
第3部 地方からの視点(関東公方領のアジール性;領域勧農の記憶―南奥の「白川家年中行事」断章;上杉謙信の印象 ほか)
著者等紹介
藤木久志[フジキヒサシ]
1933年新潟県に生まれる。新潟大学人文学部卒業。東北大学大学院文学研究科修了。群馬工業高等専門学校専任講師、聖心女子大学助教授、立教大学教授、帝京大学教授を歴任。立教大学名誉教授。文学博士。日本中世史専攻。2019年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。