内容説明
チェルノブイリ事故は、東西ドイツ統一を促し、福島原発事故は、ドイツの脱原発を決定づけた。低線量被曝国であったドイツは、現在も、健康被害が続いている。ドイツ報告から福島・日本を考える。
目次
1 情報がない
2 農産物が放射能に汚染される
3 市民が測定をはじめる
4 食品は今も放射能に汚染されている
5 森林の汚染は人間の力ではどうにもならない
6 ガンの不安とともに生きる
7 ドイツにも健康被害がある
8 チェルノブイリは警告する
9 日本の規制はそれでいいのか
10 日本の健康影響を調べる
11 チェルノブイリからフクシマへ
著者等紹介
ふくもとまさお[フクモトマサオ]
1985年東ドイツに渡り、邦人企業に勤める。東西ドイツ統一後、ベルリンで会社を共同経営。ベルリン・フンボルト大学非常勤講師などを経て、現在フリー・ジャーナリスト、ライター。分野は、政治・経済・社会・環境・科学・音楽など。特に原子力、再生可能エネルギーなどエネルギー問題に詳しい。ドイツ・ベルリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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