内容説明
山口組のしきたり、大物組長たちの素顔、細分化する組織内部の裏事情、姐さんの横やり、特殊部隊の存在―半年で10人が消える部屋住み修行の実態。六代目山口組傘下組織の部屋住み修行を積んだヤクザが語る、知られざる組織の裏側。
目次
第1章 山口組の部屋住み事情
第2章 騙されて部屋住みになった男
第3章 山口組特殊部隊
第4章 六代目山口組、直系大物親分のもとで修行
第5章 運転手として学んだヤクザの生き様
第6章 消え行く部屋住み文化
第7章 若き日の司忍六代目と直系組長
第8章 部屋住みや若い衆は必読『山口組時報』大解剖
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡 幸治
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山口組本家ではなく、各団体で部屋住みをされた方のインタビュー。皆この業界の中ではひとかどの人物になっているようなので全員部屋住みで勉強があり今があるとの事。良い事ばかり書かれているので仮名ではなく団体名や役職名を出してくれた方が真実味が増してよかった。その中でも山口組特殊部隊と書かれている5代目組長の護衛役の話しが印象深い。過去に発行された山口組の機関紙、「山口組時報」の特集が組まれている第8章がおもしろい。大幹部たちが世間について語っていて新鮮である。3代目田岡氏、菅谷氏、山広氏の寄稿が読めるのは貴重。2013/10/22
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