人生を変える大人の読書術―河合塾の超人気講師が教える魔法の読書スタイル

牧野 剛【著】

メディアックス（2009/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784862016195
• NDC分類 019
• Cコード C0095

内容説明

本は好きなように読め！特に特殊な分野の本を徹底して読め！そして読んだ知識は蓄積していけ！これこそがビジネスや人生を豊かにするために役立つ達人の読書術だ。

目次

第１章　牧野流　僕はこんな本の読み方をしてきた（本は自由だ！読みたいように読む；読書を無理矢理に習慣づける　ほか）
第２章　牧野流読書術の勧め（我慢して読むな！；「嫌い」を読め！　ほか）
第３章　牧野流　大人のための読書術（「教養」は「ビジネス」の武器だ；ピンチを乗り切る読書術　ほか）
第４章　牧野流真実！その発見読書術（松本清張から受けた衝撃；感想は飲み込め！　ほか）

著者等紹介

牧野剛［マキノツヨシ］
１９４５年岐阜県恵那市生まれ。名古屋大学文学部国史科卒業。元養護学校、元高等学校非常勤講師。市民運動家・河合塾国語科講師（現代文、元国語科主任、元小論文科主任、元カリキュラム・アドバイザー、元諮問委員等々）。名大では社学同同盟員として活動、離脱後は一貫して全共闘・新左翼思想家としての道を歩んでいる。１９８４年の「共通一次試験」国語現代文問題と同じ出典の文章を事前に河合塾の全統模試で出題、いわゆる的中事件で一躍大学受験界の寵児となった。その他、東大、京大の出題文も的中させている。人気講師で、６０歳を過ぎた今も講義のために、名古屋、仙台、浜松、東京などを往復している。またアイディアマンとしても知られ、河合塾の黎明期を支えた数多くのシステムを提案し、ベイシック（基礎クラス）コース、コスモ（「大検」クラス）コース、サティライト放送形成に協力（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へロム]

これから社会に出る人にとって、有益な本だと思います。図書館で読書に関する本を見つけては読んでいます。1冊の中にひとつでも得ることがあれば、または、本を読む意欲向上につながれば良いと思っています。

2013/06/12

[ばりぼー]

本は自由に読みたいように読めばいい。誰かに強制されて読むものでもないから、あえて後ろから読んだり、途中から読んだりすることもある。僕は深夜3時頃起きて早朝に集中して読む。読書は自覚的行動だから、顔を洗ったり食事をしたりするのと同じように、毎日同じ時間に続けていくことが基本だ。僕が初めて手に入れた本は、キャラメルのおまけ「カバヤ文庫」の「ノートルダムのせむし男」。落ちていた五十点券を拾って自分のものにしてしまったのだ。醜い行為をしてもらった本の主人公が醜い男…読むたびに自己嫌悪に陥った苦い思い出がある。

2017/11/30

[和草(にこぐさ)]

河合塾の先生が書いた読書術。国語の勉強法があり、国語が苦手な息子の親として勉強になった。読書術も切り口が良かった。

2014/08/12

[タックン]

読書術の本としては、少し切り口が変わっていて面白かった本でした。いつものことですが、作品名で手に取っただけで、有名進学塾”河合塾”の先生が書いておられるということで、読みやすく、内容も多岐にわたっていました。”私はこういう風に読んでる”的な内容は、巻末に要約されているだけで、それだけでも、他の著者のものとは違いました。具体的な作者と作品が載ってあり、読書をどういう風に自分のものにしていくか、そのためには、こういう作品がよいなどが多く、記されています。読書の魅力を前面に出した本が多い中、新鮮なかんじでした。

2013/08/10

[isao_key]

一見して字が大きい。数えたら１行38字で13行、1ページ494字。今読んでいる世界教養全集は1ページで1100字ある。新書で574字なので、この本がいかにスカスカなのかが分かる。正直言って買って読むほどの本ではない。立ち読みか100円で買うかで十分。読書をしたことのない若者向けに書かれているので、読書習慣のある人にとっては目新しい情報はない。ただ教養についてはいいことが書いてある。＜「教養」はすぐにお金にはならず、何の意味もないように見えるが、長く見れば、その人の「品格」を作り人生を豊かにするのである。＞

2012/10/21