内容説明
CPS/IoTで世界をリードするイノベーションの実現!!デジタル化が製造業にもたらすビジネス変革Society5.0の時代を生き抜く必須の知識。
目次
序章
第1章 デジタライゼーションの時代
第2章 ソフトウェア技術の発展
第3章 サービタイゼーションとプラットフォーム
第4章 イノベーション・デザイン
第5章 各国の動き―IoT推進の「場」
第6章 先進的な企業の取組み
著者等紹介
高梨千賀子[タカナシチカコ]
2007年一橋大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了、博士(商学)。現在:立命館アジア太平洋大学国際経営学部准教授。イノベーション戦略、国際標準化戦略、Industrie 4.0、IoTビジネス関連分野の研究に従事
福本勲[フクモトイサオ]
1990年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。現在:東芝デジタルソリューションズ(株)担当部長。「ものづくりIoT事業・ビジネスの企画およびマーケティング」を担当
中島震[ナカジマシン]
1981年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、博士(学術、東京大学)。現在:情報・システム研究機構国立情報学研究所教授。ソフトウェア工学、形式手法、自動検証、CPSイノベーションなどの研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
17
そもそも、製造業の生産性が低いことを改善する必要性を中心に据え、その中で従来のモノ発想のデザインからサービス発想のデザイン設計にニーズが遷移していることをアメリカはいち早く察知して、対策していたことが分かります。モノ中心のGD-Logicからサービス中心のSD-Logicに転換し、サービタイゼーションの発想を生み出し、テクニカルプラットフォームからビジネスプラットフォームに発展し、サービスの源泉となるソフトウェアを牛耳っていき、ひいてはプラットフォーマーを寡占するに至っています。2019/05/23