内容説明
本書では、2026年に世界遺産登録30周年を迎える「広島の平和記念碑(原爆ドーム)」と「厳島神社」、15周年の「小笠原諸島」、10周年の「ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献―(国立西洋美術館)」、5周年の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」と「北海道・北東北の縄文遺跡群」等、日本の26件の世界遺産と2026年以降の世界遺産登録をめざす「飛鳥・藤原の宮都」等の4件の暫定リスト記載物件を特集する。
目次
日本の世界遺産 概説(概説;日本の世界遺産 地方別・都道府県別の数 ほか)
日本の世界自然遺産〈登録年順〉(白神山地;屋久島 ほか)
日本の世界文化遺産〈登録年順〉(法隆寺地域の仏教建造物;姫路城 ほか)
日本の世界遺産暫定リスト記載物件 各物件の概要(平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群‐〈登録範囲の拡大〉
飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 ほか)
第47回世界遺産委員会パリ(フランス)会議2025 新登録物件等〈仮訳〉(世界遺産の登録基準;世界遺産、世界無形文化遺産、世界の記憶の比較)
著者等紹介
古田陽久[フルタハルヒサ]
世界遺産総合研究所 所長。1951年広島県生まれ。1974年慶応義塾大学経済学部卒業、1990年シンクタンクせとうち総合研究機構を設立。アジアにおける世界遺産研究の先覚・先駆者の一人で、「世界遺産学」を提唱し、1998年世界遺産総合研究所を設置、所長兼務。毎年の世界遺産委員会や無形文化遺産委員会などにオブザーバー・ステータスで参加、中国杭州市での「首届中国大運河国際高峰論壇」、クルーズ船「にっぽん丸」、三鷹国際交流協会の国際理解講座、日本各地の青年会議所(JC)での講演など、その活動を全国的、国際的に展開している。70か国、約300の世界遺産地を訪問している。HITひろしま観光大使(広島県観光連盟)、防災士(日本防災士機構)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



