• ポイントキャンペーン

封印歌謡大全

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861990663
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0076

内容説明

封印された“全158曲”から知る音楽史のタブー。

目次

第1章 1920‐1945―当局による検閲(篭の鳥;侍ニッポン ほか)
第2章 1946‐1969―放送局とレコ倫による規制(トンコ節;買物ブギー ほか)
第3章 1970‐1979―反体制の時代(恋狂い;恋のめくら ほか)
第4章 1980‐1989―エスカレートする言葉狩り(ボスしけてるぜ;光州City ほか)
第5章 1990‐2007―規制の種は尽きず(森へおいで;autism:自閉症 ほか)

著者等紹介

石橋春海[イシバシハルミ]
青森県八戸市生まれ。映画技作工房、神田美学校出身。講師の鈴木清順氏、大和屋竺氏に傾倒。テレビアニメ『ルパン三世』第2シーズン「白夜に向かって撃て」は、大和屋氏と共同脚本。その後、写真誌を中心とした取材記者に。1998年からは、東京MXテレビ(現・TOKYO MX)でドキュメント番組を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

18
いわゆる「言葉狩り」によって封印された歌謡曲の多さに怒りを感じる。例えば丸山(美輪)明宏の「ヨイトマケの唄」は「土方」という言葉を使ってこそ、母への恋慕が伝わるのに、土木作業員ではなく一部の左寄りの人間どもの抗議によって、長らくテレビで放映されることはなかった。左翼の衰えによって、人間本来の言葉を取り戻しつつある現状に喜びを感じる。なお、本書はカムバックを図るに当たり、愛人を殺害した克美しげるへのインタビューも掲載しており貴重。2020/03/01

カタコッタ

11
面白い本でした。こういう癖のある本を書く著者の並々ならぬオタク度と好奇心をもはや立派としか思えません。インタビューも読み応えありました。『イムジン河』素晴らしい曲なのに未だにメディアでは流れないのです。みんな知っている曲なのに、残念。2018/01/21

てらさか

1
興味があったので読んだ。2000年代でもいろいろ封印曲があるのだなあ。2020/02/03

かみのけモツレク

1
ブックデザインがかっこいい。耳毛なつかしい2016/11/14

ひょるひょる

1
広く浅くって感じの一冊。でもインタビューは読みごたえがあって結構良かった。表紙が一番怖い。2015/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/27037
  • ご注意事項