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シリーズ牧水賞の歌人たち
河野裕子

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  • サイズ A5判/ページ数 187p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861981616
  • NDC分類 911.162
  • Cコード C0095

目次

インタビュー 河野裕子×伊藤一彦―いまが一番いい
代表歌三〇〇首選
特別寄稿エッセイ
自歌自注
出会った人々
絶筆十一首
作家論 「ひるがほ」から「コスモス」へ(真中朋久)
河野裕子が詠んだ歌
河野裕子への質問
河野裕子論〔ほか〕

著者等紹介

真中朋久[マナカトモヒサ]
1964年生まれ。茨城県出身。1991年に「塔」入会、歌集『雨裂』(2001年)により現代歌人協会賞。『重力』(2009年)により寺山修司短歌賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

15
吉川宏志さんとの対談「作歌あれこれ」がいい。すごくいい。作家入門書を読む以上に得られるものがある(と思う)。河野さん、ますます好きになった。2019/08/31

てん06

13
同じシリーズで河野さんの夫の永田和宏さんのものを読んだが、全体的な内容、印象が全く異なる。永田さんのほうはナントカ論的な理論的・学術的でムズカシイ感じだったが、この本は全体的に感性や感覚が先行している感じがする。なので私にはこちらのほうがとっつきやすい。代表歌を初めてまとめて読んだが、河野さんは歌人として天才なのだと思う。天野祐吉氏がある歌を「右脳がころんと転がっている」と評しているが、本当にそのように思う。長生きしてもっと作歌していただきたかった。残念。2020/06/07

てくてく

6
河野裕子短歌賞に入選した際に頂戴した本。がん再発後に行われたインタビューもあり、死を覚悟している様が痛々しい。ただ、歌人であることを最優先しようとした本人そして家族の協力で、歌人としての最終進化を遂げようとしている印象を受ける本であった。女性であることをこだわりもなく歌に詠む人だったので、どちらかというと苦手な人だったのだが、それでも、「病むまへの身体が欲しい 雨上がりの土の匂ひしてゐた女のからだ」あたりの歌がとても好きだ。2016/04/17

はち

4
最期まで美しい人だったのだな、と思う。絶筆十一首、このような作品を遺したい。2015/07/09

泰子

1
絶筆の句「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」 が大好きです。

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