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中公新書ラクレ
政治人生―国難を憂い、国益を求む

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121506108
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1231

出版社内容情報

いま目の前にある国難に対して政治の役割は大きい。本書は、著者長年の政治活動と知見から、国際情勢・国内政治・社会問題をテーマに、著者がこれからの日本の政治と外交についてストレートに語った。混迷する政治に一石を投じるような、前向きな方策を提言する書である。

鈴木 宗男[スズキムネオ]
著・文・その他

内容説明

目の前の国難に対して政治と外交が果たすべき役割は大きい。多極化の時代、転換期に突入する世界をどう読むか。国内では少子高齢化が進み、農業・教育問題も対応が迫られる。北海道に生まれ、政治家にあこがれた少年は後に代議士となり、長い年月「国益」を追求して政治の道を歩んできた。日本をよりよくしたいとの思いを胸に、鈴木宗男がこれからの政治と外交を熱く語る。混迷する政治に対して未来を見据えた政策を提言する。

目次

第1章 「国益」とは何ですか(「官邸に来てください」;国益の意味合い ほか)
第2章 外交のすすめ(鈴木宗男事件とは何だったのか;外交とインテリジェンス ほか)
第3章 日本とロシアのこれから(安倍晋太郎とゴルバチョフ;「時間はかかってもいいから、北方領土問題を解決してくれ」 ほか)
第4章 あるべき政治家像(父にできなかった親孝行;中川一郎に捧げた秘書人生 ほか)
第5章 私には夢がある―国難の時代の政治(北海道は食料自給率200%;過疎のスパイラルに陥る地方 ほか)

著者等紹介

鈴木宗男[スズキムネオ]
1948年北海道足寄町生まれ。新党大地代表。拓殖大学在学中から故・中川一郎氏の秘書を務める。83年、衆議院議員に初当選。第2次橋本内閣で国務大臣北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣で内閣官房副長官を務める。2002年6月、あっせん収賄容疑で逮捕される。05年8月、新党大地を結成。09年9月、衆議院外務委員長に就任。10年9月、実刑判決が確定し、12月に収監。11年12月、仮釈放される。17年4月、公民権が回復、生涯政治家として政治活動や講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

20
政治家や官僚が目先のことだけではなく、国益を考えて行動せねばならない。例えば、日本の弱点と言われるエネルギー問題もロシアとの友好関係が築ければ大きく改善する可能性がある。 将来に向けて、現在広がりを見せている自然エネルギー、再生エネルギーの利用を増やしつつも、当面頼らざるを得ない化石燃料の世界最大の埋蔵量を誇るのはロシアなのだ。サハリンやシベリアには未開発の油田も眠っているのだ。サハリンから苫小牧までのパイプラインを引いても500ー600kmで済む。国益を考える政治。この辺は首尾一貫変わっていないようだ。2019/04/06

はちこう

5
鈴木宗男氏は「疑惑の総合商社」なんて言われたこともあるが、個人的には好きな政治家の一人。言うまでもなく、北方領土問題に関して日本で最も熱心に取り組んできた政治家であり、一貫してこの問題に取り組む姿勢は、人として尊敬に値すると思う。もちろん他の諸問題にもしっかりと取り組んでいることを補足する。本書出版時は落選中だったようだが、現在は国政に復帰している。宗男氏の今後の活躍を期待したい。2021/04/15

湘南☆浪漫【Rain Maker】

0
良くも悪くも政治家。 自分の選挙区は大事。 田中角栄にそっくりじゃないけど、何となく似てるかな、と。2019/03/01

tacacuro

0
北方領土問題の解決に執念を燃やす筆者の波瀾万丈に満ちた政治人生。あるべき政治家像を語る。2018/11/06

Tom

0
政治人生というタイトルに見合う内容の濃さがない。これを人生というならなんと貧しい政治家なのかという感じだが。安倍礼賛、小泉嫌悪でまとめられるようなコスパの悪い著書だ。別に鈴木宗男氏が嫌いというわけではないのだが、一読書家として、これを出した中公にも文句を言いたい。2018/05/16

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