内容説明
アメリカに渡り、約40年。いまやニューヨークのコマーシャル・フォトの巨匠として、30年以上、業界の第一線で活躍し、不動の地位を築いている写真家HASHI。近年では、ファイン・アートの分野でも新たに独創的な作品を創り続けている。本書では、その生い立ちから日本脱出、数々の試練を乗り越えてニューヨークで念願のスタジオをオープンするまでの人生の軌跡と、永遠と一瞬を濃厚にとらえた作品に込められた思いに、作家・立松和平が迫る。
目次
1 表現されたもの(静物は語る;モノの中に流れる時間 ほか)
2 表現者という人生(表現者という人生;戦争末期に生まれる ほか)
3 表現者への放浪(ニューヨークの第一歩;再びニューヨークへ向かう ほか)
4 表現者としての仕事(独立して仕事をする;一瞬にこだわる ほか)
著者等紹介
立松和平[タテマツワヘイ]
1947年栃木県生まれ、早稲田大学政経学部卒業。在学中に『自転車』で早稲田文学新人賞。80年『遠雷』で野間文芸新人賞、97年『毒―風聞・田中正造』で毎日出版文化賞受賞。行動派作家として自然環境保護問題にも積極的に取り組む。02年、歌舞伎『道元の月』の台本で第31回大谷竹次郎賞を受賞するなど活躍の場を広げている。小説、エッセイ、絵本物語など著書多数
HASHI[HASHI]
1945年生まれ。写真家。本名・橋村奉臣、HASHIの名で知られる。コマーシャル・フォトの巨匠として、ニューヨーク・マンハッタンで、74年以来、今日に至るまで第一線で活躍している。アメリカはもちろん、世界の広告代理店200社以上を通じて、世界の優良企業500社以上に作品を提供、世界でも極めて水準が高く、かつ熾烈な競争で知られているニューヨークの広告業界において、常に第一線で活躍、その地位を不動なものにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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