トゥルー・カラーズ シンディ・ローパー自伝

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861919619
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

2012年9月、全米で発売された、待望の「シンディ・ローパー自伝」の日本版翻訳権を白夜書房で獲得、2013年3月11日に発売いたします。

「わたしは17で家を出た。持っていったのは歯ブラシ、替えの下着、リンゴ、そして『グレープフルーツ』というオノ・ヨーコの本だけ。『グレープフルーツ』はわたしにとって、芸術を通じて人生を見るための窓になっていた」という書き出しで始まるシンディ・ローパーの自伝。

何度も来日し、震災直後にはあえて帰国せずにツアーをおこなうなど、日本との関わりが深い彼女は、この本の後半部分で3.11の時の思い出をふり返っています。

それ以外の部分は、もちろんミュージシャンとしての自伝で、少女時代~17歳での家出~さまざまな職業遍歴~バンド、ブルー・エンジェルでのデビュー~バンドの解散、不遇時代~マネージャー兼恋人、デイヴィッド・ウルフとの出会い~《She’s So Unusual》での再デビュー~80年代を代表する女性シンガーに~その後のスランプとウルフとの別れ~より地に足の着いた活動ができるようになった 90年代~俳優、デイヴィッド・ソーントンとの結婚、出産etc.が、彼女らしい、率直な筆致で綴られています。

日本でもかなりキャラクターが浸透している彼女ですが、この本は、決してそうしたイメージを裏切るものではありません。音楽書であることはもちろん、一般書として考えても、最近の数多いミュージシャンの自伝中でも、一際、インパクトのある自伝になっています。

尚、この日本翻訳版は、小社の「白夜基金」の一環として刊行されるもので、収益の一部は、日本赤十字を通じて、被災地復興に寄付されることになっています。

解説:湯川れい子

内容説明

今なお、女性トップ・シンガーとして第一線で活躍、親日家としても知られ、何度も来日し、2011.3.11の震災直後も帰国せずにツアーを敢行するなど、日本との関わりが深いシンディ・ローパー。「十七歳で家を出た。歯ブラシと下着の替えとリンゴひとつ、それとヨーコ・オノの本『グレープフルーツ』を入れた紙袋を持って。私にとって『グループフルーツ』はアートを通して人生を眺めるための窓になっていた」そんな書き出しで始まる待望の初の自伝、遂に邦訳。

著者等紹介

ローパー,シンディ[ローパー,シンディ] [Lauper,Cyndi]
1953年6月22日、ニューヨーク市ブルックリン生まれ(本名:シンシア・アン・ステファニー・ローパー・ソーントン)。12歳にしてギターを弾き、歌詞を書き始め、1983年にアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』でソロ・デビュー。同作は全世界で800万枚のセールスを記録した

ダン,ジャンシー[ダン,ジャンシー] [Dunn,Jancee]
ニューヨーク・タイムズ、ヴォーグ、O、オープラ・マガジンなど数多くの出版物に寄稿

沼崎敦子[ヌマザキアツコ]
東京出身、上智大学新聞学科卒業。在学中から歌詞対訳を始め、音楽雑誌「プレイヤー」の編集を経てフリーの音楽ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

69
周囲の喧騒に戸惑いながらも、追い続ける夢。嫌な思い出も、響きが前向きなのがCynたる所以。辿り着いたMemphis Bluesは、私もお気に入りの一曲。但しCDではなくライブがお薦め。様々な曲作りのエピソードの中ではやはり「She Bop」。Stones、Cloud、Bop、止めが半裸?!自身の実体験から掻き立てられたかのような政治的活動にも、著者の純粋さを感じる。金に縁がなく、波乱万丈の人生?不変の一貫性と純粋な心は、記録のみならず記憶にも残るMusicianの1人。良い人生だよ、Cyn!
2017/12/17

井月 奎(いづき けい)

36
私はシンディ・ローパーが大大、大好きなのです。本当にアホほど好きなのです。素晴らしいクリエイト、崇高な人格、恐れを知らぬような(そんなことは決してありません。彼女は普通の女性です)活動などの全てを私は尊敬して、憧れているのです。私にはこの本を通してシンディが、「あなたはあなたでいることが大切。もっとあなたはあなたを愛して、愛されるようにしなきゃね!」って、そして彼女は私のお尻をパーンと叩いて言うのです「歩かなきゃ!あなたの行きたいところに向かって。応援しているわ」って。シンディ・ローパーに感謝を。2022/05/07

アーク

4
シンディ本人もこの本の中でよく触れているマドンナは、強かに自分自身を変化させて現在まで第一線で活躍している。それに比べてシンディは、良くも悪くも初期のアルバム2枚だけで完結している。つまり、シンディはマドンナほどビジネス面での資質はなかったんだよな。だからこそ、初期のアルバム2枚の曲は今でも心を打つし、メッセージ性が嘘くさく感じられない誠実さが日本人に受けるんだと思う。そして、「トゥルー・カラーズ」は震災後の日本の応援歌になったのは、シンディの日本愛故だよな。この本から、彼女の誠実な人柄が伝わってきた。2013/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6322106
  • ご注意事項

最近チェックした商品