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出版社内容情報
2012年9月、全米で発売された、待望の「シンディ・ローパー自伝」の日本版翻訳権を白夜書房で獲得、2013年3月11日に発売いたします。
「わたしは17で家を出た。持っていったのは歯ブラシ、替えの下着、リンゴ、そして『グレープフルーツ』というオノ・ヨーコの本だけ。『グレープフルーツ』はわたしにとって、芸術を通じて人生を見るための窓になっていた」という書き出しで始まるシンディ・ローパーの自伝。
何度も来日し、震災直後にはあえて帰国せずにツアーをおこなうなど、日本との関わりが深い彼女は、この本の後半部分で3.11の時の思い出をふり返っています。
それ以外の部分は、もちろんミュージシャンとしての自伝で、少女時代~17歳での家出~さまざまな職業遍歴~バンド、ブルー・エンジェルでのデビュー~バンドの解散、不遇時代~マネージャー兼恋人、デイヴィッド・ウルフとの出会い~《She’s So Unusual》での再デビュー~80年代を代表する女性シンガーに~その後のスランプとウルフとの別れ~より地に足の着いた活動ができるようになった 90年代~俳優、デイヴィッド・ソーントンとの結婚、出産etc.が、彼女らしい、率直な筆致で綴られています。
日本でもかなりキャラクターが浸透している彼女ですが、この本は、決してそうしたイメージを裏切るものではありません。音楽書であることはもちろん、一般書として考えても、最近の数多いミュージシャンの自伝中でも、一際、インパクトのある自伝になっています。
尚、この日本翻訳版は、小社の「白夜基金」の一環として刊行されるもので、収益の一部は、日本赤十字を通じて、被災地復興に寄付されることになっています。
解説:湯川れい子
内容説明
今なお、女性トップ・シンガーとして第一線で活躍、親日家としても知られ、何度も来日し、2011.3.11の震災直後も帰国せずにツアーを敢行するなど、日本との関わりが深いシンディ・ローパー。「十七歳で家を出た。歯ブラシと下着の替えとリンゴひとつ、それとヨーコ・オノの本『グレープフルーツ』を入れた紙袋を持って。私にとって『グループフルーツ』はアートを通して人生を眺めるための窓になっていた」そんな書き出しで始まる待望の初の自伝、遂に邦訳。
著者等紹介
ローパー,シンディ[ローパー,シンディ] [Lauper,Cyndi]
1953年6月22日、ニューヨーク市ブルックリン生まれ(本名:シンシア・アン・ステファニー・ローパー・ソーントン)。12歳にしてギターを弾き、歌詞を書き始め、1983年にアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』でソロ・デビュー。同作は全世界で800万枚のセールスを記録した
ダン,ジャンシー[ダン,ジャンシー] [Dunn,Jancee]
ニューヨーク・タイムズ、ヴォーグ、O、オープラ・マガジンなど数多くの出版物に寄稿
沼崎敦子[ヌマザキアツコ]
東京出身、上智大学新聞学科卒業。在学中から歌詞対訳を始め、音楽雑誌「プレイヤー」の編集を経てフリーの音楽ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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