競馬王新書
安藤勝己の頭脳 名牝騎乗論

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  • サイズ B40判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784861915840
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0276

内容説明

生涯連対率は驚異の3割超!冴え渡る安藤勝己騎手の慧眼力を理論的に解釈し、著者独自の視点から馬券的要素も盛り込んだ表現で綴る。笠松時代から続く革新的な手法で大反響のシリーズが、再び真相と核心に切り込む。

目次

第1章 ダイワスカーレット―一度も連を外さなかった名牝(兄のG1制覇3時間前にデビュー、兄妹同日勝利;デビュー戦に芝2000mが選ばれた理由/アドマイヤオーラの追撃 ほか)
第2章 クラシックロード’07~’08―大混戦、すべて異なる三冠レースの勝ち馬(調教での乗り味が最高だったサダムイダテン/チギれる脚の持ち主;クラシックへの挑戦/若駒のスピードの引き出し方/不器用な馬、レインボーペガサス ほか)
第3章 クラシックロード’08~’09―伝説の新馬戦、宿敵との激闘(乗らないからこそ見えたこと/乗り心地抜群のリーチザクラウン;リーチザクラウンは逃げるしかないのか/力勝負に強いロジユニヴァース ほか)
第4章 ブエナビスタ―絶望を希望に変える驚異の末脚(「伝説」となることを予言していたデビュー戦/今後への可能性が広がる圧勝劇;ロングスパートを試す/乗る側と見る側の感覚の違い、桜花賞制覇 ほか)
第5章 馬券に役立つインタビュー集―なぜ、アンカツは頼りになるのか(馬券ファンにも頼りになる騎手/地方出身騎手はダート巧者か;好位タメを経験させることの優位性/降級馬の狙い方/斤量とレースの相関関係 ほか)

著者等紹介

亀谷敬正[カメタニタカマサ]
安藤勝己騎手への取材は、笠松競馬の所属だった99年より続く。当時から、気鋭の馬券評論家ならではの独創的な視点で安藤勝己騎手の言葉を引き出し、理論的な解釈と馬券的見解によって他とは一線を画す。この手法によって綴られた「安藤勝己の頭脳」シリーズは多様な競馬ファンに愛読されている。予想家としても、常に斬新な発想と分析でファンや評論家に衝撃と影響を与え続ける。そして今もなお、安藤勝己騎手の取材から得た競馬哲学を自身の研究に反映、馬券理論に昇華させている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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1
アンカツ最高。アンカツみたいに飄々と勝負強くなりたい2021/09/13

コホーー

1
安藤さんいわく、敗因って結局よくわかんないんですね。ダイワスカーレットが負けた時でもたんたんとしてるというか、井崎脩五郎やそこらの競馬ファンと違って、感傷に浸らず、所詮は馬のやることで、いくら言っても結果論でしかないといった割り切りがあるところに勝負師的なものを感じますね。2014/04/22

green herb

0
もっと前行けてたら勝ってた、とか、やっぱりその乗り方じゃダメだ、等と簡単にダメ出ししてしまうファン心理に一石を投じる書。アンカツの乗り方には納得できるだけの理由があります(もちろんミス騎乗もありますが…)。馬が生き物である以上、競馬は難しいものなんだなあと実感しました。2015/05/01

百木

0
各レースをどのように乗ろうとしたか、どのように乗ったか、結果的にどうだったのか等インタビューをまとめた本。名騎手がどう考えて乗っているのかは興味深いところ。不利を受けたレースについてもそれはそれとしてそこに拘ることなく収穫を見つけ次に繋げて行くという姿勢が印象的。ダイワスカーレット、ブエナビスタは歴史的名牝だしそれぞれの馬のファンも楽しめる内容かと。巻頭にカラー写真があるけど若いころのアンカツは男前でかっこいい。 2014/10/18

99t

0
地方出身騎手はダート巧者か? という著者の問いに、「まったく関係ないですよ。全然関係ないです」(安藤勝己)とのことでした。2012/03/10

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