目次
ロバート・ジョンソンの生と死(初期の時代;ジョンソンの少年時代;旅まわりの時代;レコーディングの時代 ほか)
ロバート・ジョンソンの復活(四つ辻の伝説;ジョン・ハモンドと死後のコンサート;新たな聴衆;世界的な現象 ほか)
著者等紹介
グレイヴズ,トム[グレイヴズ,トム][Graves,Tom]
元「ロックンロール・ディスク」誌の編集者。現在はテネシー州メンフィスのルモイン・オーウェン大学で教鞭を取っている
奥田祐士[オクダユウジ]
1958年、広島生まれ。雑誌編集を経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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skunk_c
24
旅先で読了。この著者自身がピーター・ギュラルニックによる部分が多いため、記述はかなり重複しているが、より冷静な印象。特にタイトルにある「クロスロード伝説」については、元々は同姓のトミー・ジョンソン(ロバートとは血縁もなく、レコーディングに関しては10年ほど先輩のミシシッピを代表するブルースマン)の話であり、サン・ハウス(これもデルタ・ブルースの巨人で1960年代に「再発見」されている)がロバートの話として1度だけ話したことが伝説化したとしている。さもありなん。写真や幻の映像の話など興味深かった。2019/03/28
kera1019
3
思ってたよりも読み易くてロバート•ジョンソンの没後、ブルースの枠を超えて様々なアーティストに影響を与え、プラチナディスク獲得やグラミー賞の受賞など、ロバート•ジョンソンの存在の大きさがよくわかりました。2014/03/18
hiroe
1
二十代の頃、のめり込むように聴いてたブルーズ。この本はずいぶん前に入手したのだが、それだけで満足して読んでいなかった。昨夜眠れなくて読んでいたらロバート・ジョンソン、ローリング・ストーンズ、エルモア・ジェイムズ、サン・ハウスらのギターの音色、歌声が脳裏によみがえってくるのだが実際にCDをかけてみるところまではいかない。胸がいっぱいで。もし聴いたとしても、あの頃のことがよみがえってきて1曲でヘトヘトになってしまうだろう。2025/06/08
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