内容説明
「下降の時代」を楽しく幸せに暮らすための処方箋。倫理、エネルギー、自律…25年間の思索と実践の集大成。
目次
序章 パーマカルチャーの考え方
パーマカルチャーにおける倫理
原理1 まず観察、それから相互作用―たで食う虫も好き好き
原理2 エネルギーを獲得し、蓄える―日の照るうちに干し草を作れ
原理3 収穫せよ―腹が減っては戦ができぬ
原理4 自律とフィードバックの活用―親の因果が子に報い
原理5 再生可能資源やサービスの利用と評価―自然にゆだねよ
原理6 無駄を出すな―今日の一針、明日の十針 浪費せず、欲しがらず
著者等紹介
ホルムグレン,デビッド[ホルムグレン,デビッド][Holmgren,David]
1955年西オーストラリア州フリーマントル生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
3
1970年代に提起されたパーマカルチャー(PC 26ページ)。永続農業は永続文化へとシフトしていく。それは、農業も文化もcultureが共通の英語語幹だから理解可能。とりわけ倫理的な側面を重視しているようなので、フェアトレードにも関係ある概念にも思えてきた。27頁のPCの花は子どもにも説明しやすいものであろう。内側から外側に向かってぐるぐると波及していくイメージを説明している。35頁のPCの木の図も、種、芽、根、幹や枝が体系的に示される。sustainableの意味を考える意義は今でもあり色褪せない営為。2013/05/17
ミッキー
0
エネルギー下降時代にふさわしい生活パターンには参考になる点もある。腐植土が炭素固定の機能があるというのは、今まで意識しなかったので勉強になった。2012/12/16
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