内容説明
「農ギャル」に「農マダム」、「週末農園」…「農業」を一過性のブームで終わらせないために―大阪から嫁いだのは高知県山間部。“限界集落”での生活。農村社会の研究をライフワークとし、内外両面から「日本の農村」を見つめてきた著者による若い世代への提言。
目次
第1部 農村社会学の基礎知識(イエとムラ)
第2部 限界集落の実態(集落の状況;集落限界化の実態―生活問題と地域福祉の課題;学生が見た「限界集落」―社会調査演習報告書)
第3部 集落限界化を超えて―集落再生へ 高知から発信(過疎地域における地域福祉計画策定の意義と課題;要援護高齢者のための地域介護ネットワーク構築―過疎山村における「お隣ヘルパー」の試み;学生援農隊による集落支援の可能性 ほか)
著者等紹介
玉里恵美子[タマザトエミコ]
高知大学総合教育センター准教授。博士(社会学)、龍谷大学。1965年大阪府生まれ。1993年龍谷大学大学院文学研究科社会学専攻後期博士課程単位取得満期退学。1995年高知女子大学保育短期大学部講師。1998年高知女子大学社会福祉学部助教授(2007年より准教授)。2009年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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