内容説明
社会主義の中国が資本主義の道を進み、急激な発展により都市部と農村部の経済格差が広がるであろうと報道される中、現在も共産主義を掲げそれを実践している村が中国にある。さらには、おのおのの村が互いに密接な連携をとりつつ全国組織を作り発展を遂げている。この成功例は、若い農業の担い手がなく田畑が荒れ放題になっている日本の高齢化社会の現状打破に、そして「ともに豊かになる」社会への大きなヒントを与えてくれるであろう。
目次
南街村 河南省臨潁県
大寨村 山西省昔陽県
航民村 浙江省杭州市蕭山区
回竜村 河南省輝県市
耿庄村 河南省新郷市風泉区黄耿郷
劉庄村 河南省新郷県七里営
新飛電器集団公司 河南省新郷市北千道東段
沈泉村 山東省臨沂市羅庄区
房千村 山東省来蕪市来城区
興十四村 黒龍江省甘南県〔ほか〕
著者等紹介
杉本茂[スギモトシゲル]
1931年12月生まれ。1969年6月日中友好協会(正統)名古屋支部設立、事務局長に就任。1971年1月日中友好協会(正統)愛知県本部設立、事務局長に就任。名古屋市、岡崎市、豊田市、一宮市など愛知県下の各地で新中国の政治、文化、物産を紹介する『中国展』を各方面の方々の協力を得て開催。3月第31回世界卓球選手権大会参加の中国卓球代表団歓迎実行委員会結成。1973年6月北陸・東海地方友好訪中団の秘書長として訪中。1974年5月中華人民共和国展覧会愛知県協力会福事務局長に就任。1976年1月日中友好協会(正統)愛知県本部事務局長を退任。1998年中国で集団経営を行う農村、国営農場、企業等の友好訪問を始める。2001年3月日本中国交流センター設立、事務局長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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