創元推理文庫<br> 失われたものたちの本

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創元推理文庫
失われたものたちの本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488517069
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

母親を亡くし、本の囁きが聞こえるようになった12歳のデイヴィッドは、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込んでしまう。狼に恋した赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもをさらうねじくれ男……そこはおとぎ話の登場人物や神話の怪物たちが生きる、美しく残酷な物語の世界だった。デイヴィッドは元の世界に戻るため、『失われたものたちの本』を探す旅に出る。全米図書館協会アレックス賞受賞の本にまつわる異世界冒険譚、文庫化!

内容説明

母親を亡くして孤独に苛まれ、本の囁きが聞こえるようになった12歳のデイヴィッドは、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込む。赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもをさらうねじくれ男…。そこはおとぎ話の登場人物たちが蠢く、美しくも残酷な物語の世界だった。元の世界に戻るため、少年は『失われたものたちの本』を探す旅に出る。本にまつわる異世界冒険譚。

著者等紹介

コナリー,ジョン[コナリー,ジョン] [Connolly,John]
1968年アイルランド生まれ。犯罪小説、ホラー、ファンタジーなどを執筆。ダブリン大学およびダブリンシティ大学で学んだ後、フリーのジャーナリストとして活動。1999年のデビュー作『死せるものすべてに』はシェイマス賞を受賞したほか、ブラム・ストーカー賞とバリー賞にノミネートされた。『失われたものたちの本』で全米図書館協会アレックス賞を、2014年に“The Caxton Private Lending Library&Book Depository”でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞とアンソニー賞の最優秀短編賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

78
いきなり異世界に放り込まれることに慣れた身(笑)には、導入の丁寧な運びがくどくどしくて捗らない。母を亡くした少年がエヴァのシンジ君みたいに自己中で鼻につくが男の子とはこういうもの、だがしかし物語が進み出すとエロチックで残酷なホラーともまがう展開が好ましい。暗黒の塔ならぬ茨の城を目指す騎士ローランドに付き添われ少年が目覚ましく成長する様は前半ゆえの伸びしろで、経験は勇気を育てやがて人生の選択を知る。蛇足にも感じる物語のその後を経て訪れる本当の物語の結末は…2021/06/06

cinos

61
ダークファンタジーでところどころで語られる物語が実際のおとぎ話などと違っているのが不思議。解説を読んで納得しました。少年の成長物語ですが、ラストは感動しました。2021/11/16

N島

40
宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』の下敷きになったと囁かれている作品。気になって読んでみたら重なる部分が多くて驚かされました。僕が『君たち~』の関連作として挙げた『パンズラビリンス』に『千と千尋の神隠し』も加え、勝手に『現代神隠し物4選』に入れさせていただきました。子供に引き継いでいきたい物語…ではあるのですが、語り継ぐタイミングが難しい。しばらくは大人の密やかな楽しみとして、胸に秘めておくことにしようと思います。2024/05/23

くさてる

37
「君たちはどう生きるか」の元ネタ、ということで手に取りました。確かに、と思う部分はあれど、原作にはなり得ない違いも多く、映画とは関係なく面白く読みました。童話とファンタジー、グロテスクではあるけれど魅惑的なイマジネーションに溢れています。物語に耽溺した子供時代を過ごした人なら、ああ、と思うことも多いはず。そして、単なる良い話では終わらないあたりが、さらに良かった……と思っていたら、あのラスト。おすすめです。2023/08/03

Shun

34
母を亡くしたデイヴィッドの元に父は新しい母親と義弟を迎え、まだ無垢な少年デイヴィッドは孤独を感じると次第に周りの本の囁きが聞こえてきます。ある時異界の向こう側の母の声に導かれ、辿り着いたそこは幼い頃読み親しんだ絵本や童話が現実となった世界でした。元の世界に戻るため、王国にある「失われたものたちの本」を探す旅が始まる。旅の途中では人狼やトロルを振り切り、醜い白雪姫との出会いや騎士物語のような体験等、様々な経験を経て世界の真実を目にする。物語が内包する不思議な力が少年を男へと成長させるような素敵な物語でした。2021/03/18

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