眠れる記憶

個数:

眠れる記憶

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 05時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861829826
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

記憶の芸術家、ノーベル文学賞受賞後の第一作。

小さな偶然と大きな奇跡──忘却と想起を詰め込んだ、日本語版オリジナル編集の小説集。



眠れる記憶

──僕は、街角でしか人が真に出会うことはあり得ないと長らく信じていた。

老齢を迎えた語り手が、六十年代を生きた自らの激動の青年期を振り返りながら、記憶の奥底に眠っていた女性たちとの出逢い、別れ、そして再会の思い出を想起する。ノーベル文学賞受賞後初の作品となる表題作。



隠顕インク

──この人生には空白がいくつかある。

パリから失踪した女性を捜し出すという任務を授かった主人公は、彼女が住んでいたと思われるアパルトマンで一冊の手帳を発見する。三十年後、自ら調査を再開して目撃者を追跡するのだが……。

内容説明

『眠れる記憶』―僕は、街角でしか人が真に出会うことはあり得ないと長らく信じていた。老齢を迎えた語り手が、六十年代を生きた自らの激動の青年期を振り返りながら、記憶の奥底に眠っていた女性たちとの出逢い、別れ、そして再会の思い出を想起する。ノーベル文学賞受賞後初の作品となる表題作。『隠顕インク』―この人生には空白がいくつかある。パリから失踪した女性を捜し出すという任務を授かった主人公は、彼女が住んでいたと思われるアパルトマンで一冊の手帳を発見する。三十年後、自ら調査を再開して目撃者を追跡するのだが…。

著者等紹介

モディアノ,パトリック[モディアノ,パトリック] [Modiano,Patrick]
1945年フランス生まれ。1968年に『エトワール広場』でデビュー。1972年に『パリ環状通り』でアカデミー・フランセーズ小説大賞、1978年に『暗いブティック通り』でゴンクール賞を受賞。その他の著作に、『ある青春』(1981)、『1941年。パリの尋ね人』(1997)、『失われた時のカフェで』(2007)などがある。2014年、ノーベル文学賞受賞

山〓美穂[ヤマザキミホ]
慶應義塾大学大学院仏文学修士号、東京外国語大学大学院学術修士号を取得。現職は公立高校のフランス語講師。文化・文学・芸術分野における仏日翻訳や日仏翻訳のほか、社会学関連記事の英日翻訳、公益財団法人での執筆などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

13
音楽は予言的であるが故に、来るべき時代を告知する、と書いたのはジャック・デリダ。宇宙物理学における因果論から確率論への変容を先取った小説作品もまたデリダの言う告知に違いない。60年代の父なき世代、エーコやタブッキ、オースターはその典型、そして現代都市パリをベースとするモディアノもまたそんな予言的作家の一人に違いない。彼の小説はいつも迷子だが、ノーベル賞後の2017年に出版されたこの書はまさに吹き溜まりのような寄る辺ない都市の一隅での出会いと再会の物語。その音楽的変奏はまさに「隠顕インク」的文字の連なりだ。2023/12/21

Abercrombie

2
若かりし頃に出会った女性との思い出を振り返る『眠れる記憶』と、失踪した女性の捜索の記録『隠顕インク』の2篇。何が言いたいのかさっぱりわからない、モヤモヤとした世界と文章にひたすら苛つく。2023/09/09

キョ

0
もう一度読んでみる2024/02/07

お抹茶

0
「眠れる記憶」「隠顕インク」の二作を収録。もやっと霧がかかったようなストーリーでよくわからなかった。「人生には空白がいくつかあるものだけれど、ときにはリフレインもある。気を散らすようなものが周りに何もない折に、ふと思い出されたりする」。2023/08/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21358505
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。