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出版社内容情報
女で生まれたことの大変さ。
長年、女性史に携わってきた著者が、人生を振り返りつつ、大変だった戦争の記憶、男尊女卑の社会を、静かに語る。
激動の昭和から令和まで――生き抜いた著者でしか書きえない次世代に送るエッセイ。
「女性史をつづける理由が何かと言えば、それは不幸な時代に生まれ育った私の哀しい生い立ちです。
私は「産めよ増やせよ」の戦時中に生まれ、男尊女卑の生け贄にされて育ったので、女性の地位の向上と男女平等、人間平等の推進は、私の悲願でした。
それで老い先短かい私は、老骨に鞭打って、私が歩いた不幸な時代と哀しい生い立ちを書き残すために、ペンを執りました。」本書、「はじめに」より
内容説明
長年、女性史に携わってきた著者が、人生を振り返りつつ、大変だった戦争の記憶、男尊女卑な社会を、静かに語る。激動の昭和から令和まで―生き抜いた著者しか書きえない次世代に贈るエッセイ。
目次
第1章 かわいそうな女の子(はずれっ子;十七才の兵隊;幾馬さんの遠吠え ほか)
第2章 歴史に埋もれた女たち(宗麟の妻;返された原稿;秀吉の二人の妻 ほか)
第3章 男女平等・人間平等(生涯の師;すばらしい講義;四本の指 ほか)
著者等紹介
小石房子[コイシフサコ]
1937年、大分県大分市生まれ。青山学院女子短期大学国文科卒業。長年、日本の歴史における「女性」をテーマに、執筆活動を行う。また30年以上、カルチャー教室で歴史の講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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