“知”の取扱説明書

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861828928
  • NDC分類 002
  • Cコード C0010

出版社内容情報

“知にはたらけば、役に立ち、痴に棹をさせば、そのまま流される。”
タメになる「知」/ダメになる「痴」の見破り方、著者初公開!
教養の本質/語学の具体的な学習法/意外なWikipediaの使い方/独学の仕方/身体を使った勉強法などなど、“学び”を確実に身につけるためのテクニックを伝授。

「ググりさえすればすぐに知識が手に入っていると思っている人間は、自分の身体を使って調べたり、覚えたり、表現したりする努力をしなければ、その知識が身に付かない、すぐに忘れてしまう、目の前にあっても見当違いの解釈をして、恥をかくようになる、ということが分からない」

英・仏・独など語学を縦横無尽に使いこなし、古今東西古典の叡智と現代思想にも通じる著者だからこそが教えられる、“痴”にならないための「知」の取り扱い方。

内容説明

“学び”を確実に身につけるためのテクニックを伝授。タメになる「知」/ダメになる「痴」の見破り方、著者初公開!英・仏・独など語学を縦横無尽に使いこなし、古今東西古典の叡智と現代思想にも通じる著者だからこそが、教えられる、“痴”にならないための「知」の取り扱い方。

目次

はじめに―妙な“自信”が「痴」を生む
第1章 知とは何か?―フマニタス的思考の特徴
第2章 知と痴―ネット時代の学び
第3章 知を学ぶ場所―「痴」にならないために
第4章 知の技―「プレゼン力」と「コミュ力」以前
第5章 知の本質

著者等紹介

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

51
初学者向きですが、抜かりがあるといけないので念のため読んでおきました。著者の勤め先の金沢大学の嘆かわしいエピソードをもとに、知識の外部化は知性の劣化を招くと警鐘を鳴らし、シニカルな語り口で「直ぐには分からない」ことが分かるようになるということが知性だといっています。多くの読書人に対するメッセージは第4章以降の後半で、簡単に解決するような方法を求めるのではなく、地道に丁寧に読んでいくことを勧めています。「人文系の学問を勉強するときには、いつか読みたいという気持ちは大事です。」と勇気づけられます。2022/05/10

禿童子

29
仲正さんの著書で初めて最後まで読み通せた本。金沢大学の学部生向けに書かれたのではないかと思われる、思想・哲学の論文やレポートを書くための心得。著者の老婆親切の心があふれていると言いたいところだが、SNSへの恨み言が多い。古典は初心者にとって取っ付きにくいのは当たり前、しかし、要約書・入門書に頼らずに原典と格闘しないと<知>の真髄を味わえないと、至極まっとうなお話。とりあえず末尾に列挙されたオススメの古典本を読んでみようかしら。2025/03/07

K.H.

11
ブックガイドというか、学問の心構えを説く本。でもこの手の本にしては要求がだいぶ高い気がする。学者を目指す人向けといった感じで、不勉強の身にはただ恐れ入るほかない。ただ、「ブックガイド」と銘打っているのだから、やはりもう少し本を紹介してほしかった。あと外国語学習の箇所で、自分の授業ではこの程度の文は自然に口から出てくるようになるよう指導している、と紹介された肝心のドイツ語例文が間違っているのには笑ってしまった(ドイツ語のミスはもう一箇所見つけた)。語り口がわりと高圧的な分、これはちょっと恥ずかしい気が。2023/02/12

Ayana

8
真面目に勉強をしてみたいと思っている人は一読の価値があります。いや、一読どころではないくらいの価値があります。学問をやるには楽な道なんてないんですね。すぐに結果や評価を求める人が多い中で、いかに辛抱して継続できるか。実践はすごく難しいことだと思います。でもちょっとがんばってみようかなと思えます。Twitter論客やダメ学生への辛辣な言葉が不勉強な自分にも刺さって、アイタタ…となりました。2023/11/06

Zensohya

5
酷い感想だけれど、約言するなら、Twitterで遊んでる場合ではなく、本当に学んで、知性を体得したいのなら、読んで書く、聞いて書く、という地道な反復練習しかないのであり、自己顕示欲の制御、自己規律は至極当然に必要であり、その苦痛を耐え忍ぶことができない者には手に入れられないのである、という話と受け止めた。何を今更な話とも言えるし、こんな時代だからこそ今更な話をせざるを得ないというのでもあるだろうと思う。35歳手前の身、それこそ今更だけれども、やらないとは諦められない。とりあえずTwitterアプリは消した2022/05/04

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