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出版社内容情報
最初の一編から、恐ろしいほどの描写力が読者を襲う。これがカルタレスクなのだ。ゆっくりと締め上げて行くように緊張感の高まってゆく物語は、しかし、おおかたの予想とは違ったところに着地する。そう、それがカルタレスクだ。この本と出会った私たちは幸運なのである。──高野史緖
ノーベル文学賞の呼び声高い現代ルーマニア文学の旗手が放つ、ポストモダン文学の極致!
『ノスタルジア』は私の本としては国の内外で一番読まれ、よく引用されている本です。この新しい版で、多くの若い人が初めて私の世界に入ってくれることは、大きな喜びです。その世界は私の頭骨と同じ直径の世界だと言ったことがあります。──ミルチャ・カルタレスク
内容説明
ノーベル文学賞の呼び声高い現代ルーマニア文学の旗手が放つ、ポストモダン文学の極致!
著者等紹介
カルタレスク,ミルチャ[カルタレスク,ミルチャ] [C〓rt〓rescu,Mircea]
1956年、ブカレスト生まれ、経済記者を父に持ち、1980年にブカレスト大学文学部を卒業。ルーマニア・ポストモダンの旗手として、詩・散文・評論の各分野で精力的に活動。小中学校のルーマニア語教師、作家同盟書記、「批評手帳」編集者、ブカレスト大学文学部准教授として働く傍ら、詩作、創作、評論など幅広く活躍。著書に、長篇叙事詩『レヴァント』(作家連盟賞受賞)など
住谷春也[スミヤハルヤ]
1931年、群馬県生まれ。ルーマニア文学者。1953年、東京大学文学部フランス文学科卒。1986年から90年までルーマニア在住、ブカレスト大学文学部博士課程修了。1985年、レブリャーヌ『大地への祈り』の翻訳で日本翻訳家協会文学部門最優秀賞受賞。2004年、ルーマニア文化功労コマンドール勲章受章。2007年、ナサウド市名誉市民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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