出版社内容情報
日本は経済も文化も世界の最先端に成長する。
私たちが自覚していない日本の凄い「底力」とは? 日本は経済も文化もますます発展し、アメリカが下り坂となる理由を明快に解く!
停滞が続くのか、復活への前夜なのか。さまざまなデータと予測が飛び交う中、これからの日本経済の行方を本質から見直してみれば、その未来は明るい!
▼日本が輸出しているのは、クルマであれ電化製品であれ、統計上の分類では工業製品や文化製品かもしれないが、しかしその本質は「芸術品」である。日本人はとことん仕上げに凝る。これは飛鳥・奈良以来の1400年以上の歴史とか伝統精神に基づいたもので、メッキではなく純金である。そのようなセンスが日本人には共有されていて、その底力は一朝一夕で真似できるものではない。その基盤の厚さを見落としてはならない。
▼日本経済の未来は明るいし、それどころか世界の最先端だと見たほうが正しい。しかもその「芸術品」が世界に広がり、自然と日本文化圏を広げることになる。21世紀、日本文化が世界に広がる。これからの日本経済と社会の行方を、歴史の知識を駆使しながら見通した、著者の新境地!
[第1部]これが日本の底力~かくて日本が勝つ
●第1章 こんなにある「日本の底力」
●第2章 精神から見た日本の底力―なぜ芸術力が凄いのか
●第3章 精神から見た日本の底力―聖徳太子からマンガまで
●第4章 21世紀、日本文化が世界に広がる
[第2部]これからの世界
●第5章 資本主義は、略奪主義へ戻る PART1
●第6章 資本主義は、略奪主義へ戻る PART2
●第7章 かくてアメリカの未来は暗い
[第3部]日本単独で何でもできる
●第8章 日本よ「意」の再興を
●第9章 国とは何か、国づくりとは何か
●第10章 日本単独で何でもできる
目次
第1部 これが日本の底力―かくて日本が勝つ(こんなにある「日本の底力」;精神から見た日本の底力―なぜ芸術力が凄いのか;精神から見た日本の底力―聖徳太子からマンガまで;二十一世紀、日本文化が世界に広がる)
第2部 これからの世界(資本主義は、略奪主義へ戻る;かくてアメリカの未来は暗い)
第3部 日本単独で何でもできる(日本よ「意」の再興を;国とは何か、国づくりとは何か;日本単独で何でもできる)
著者等紹介
日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役を経て、現在、東京財団会長、(社)ソフト化経済センター理事、三谷産業非常勤監査役。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある
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