小説集 北条義時

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小説集 北条義時

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828621
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

承久の乱に勝利し、治天の君と称された後鳥羽院らを流罪とした「逆臣」でありながら、たった一枚の肖像画さえ存在しない鎌倉幕府二代執権・北条義時。謎に包まれたその姿を、小説・戯曲・論考から明らかにする。
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」視聴者必読!


 彼は筋を通した。歴史の動きを見誤まらず、一つの、しかし多分に危機を伴うかもしれぬ決定を敢えてした。政治とはそういうものではないだろうか。東国内の主導権争いは政治以前の問題である。が、日本の政治家たちは、いつの時代にも主導権争いに明けくれて、そのことが政治だとさえ思ってしまう。(…)義時がここで西国のトップと取引きせず、御家人の利益をまず前提に考えたところに、私は東国そのものとぴったり密着した彼の姿勢を感じる。ふつう権力を握れば、たちまちそれを支える階層からは遊離してしまうものだが、義時が東国武士団の利害を直接吸いあげることができたところに、彼のすぐれた政治的資質がある。もちろんこれは個人の資質だけの問題ではない。旗揚げから三十年、内部に諸問題を抱えてはいるものの、東国はまだ若い。生命力も溢れているし、自壊作用も起してはいない。その若さが、組織のトップに健康な判断を下させた、ということであろう。(永井路子「承久の嵐 北条義時の場合」より)

内容説明

承久の乱に勝利し、治天の君と称された後鳥羽院らを流罪とした「逆臣」でありながら、たった一枚の肖像画さえ存在しない「顔のない権力者」。謎に包まれた鎌倉幕府二代執権の姿と彼の生きた動乱の時代を、超豪華作家陣が描き出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノーマン

22
タイトルどーん!と北条義時、だけど影薄くない? 海音寺潮五郎『梶原景時』、高橋直樹『悲命に斃る』←タイトル読めない!けど頼家が知らず知らず自分で自分の首を絞めるような行動が、後々の彼の運命を決めたような気がして、悲しかった。永井路子『執念の家譜』は違う本で読了。2022/09/17

Book Lover Mr.Garakuta

19
【図書館】【速読】:余り歴史に明るくないので、興味深く読めました。楽しかったし、面白かった。星4/5。2022/01/29

まえぞう

19
昨年の明智光秀の作品集に続き、来年の大河ドラマの主役北条義時が関わる作品をまとめたものです。鎌倉幕府を立ち上げた功労者ですが、その果たした役割に比して人物像が見えてこない人です。この作品集でも主役のはずが脇役的で、目立たない人物です。小栗旬はこの辺りをどう演じるでしょうか、楽しみです。2021/10/21

ハッチ

15
★★★☆☆北条義時をテーマに扱ったアンソロジー。なかには演劇のセリフであったりと小説集といえなかったものもあった。今大河ドラマで扱っているので、そういった目線では面白かった。2022/02/27

kanki

14
アンソロジー。巻末の解説から読んだ方が理解しやすいかな。戯曲「修善寺物語」が素敵だった2021/11/30

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