出版社内容情報
クレオパトラは、何でお尻を拭いたのか?
「人間の本質は“脳”ではなく“腸”である!」
古今東西のウンチクをユーモラスに語りながら人類とウンコの深い関係を描く!
●秘蔵図版250点収載●
人類の歴史とは、うんこの歴史である!
排泄とは、生存の条件であり、嫌悪の対象であり、笑いのネタであり、そして秘密の快楽でもある。本書は、エジプトや中国の古代文明から現代までの、古今東西のトイレと後始末、排泄物処理の文化と歴史、さらに生理的メカニズムから、浣腸や食糞、さらにスカトロ・フェチまでを対象にし、文化的・歴史学的・環境学的・生理学的な博覧強記をもって、ユーモアを交えながら、膨大な図版とともに「人類と糞尿」という壮大なるタブーに迫ったものである。
「本書を読み終えた後、ウンコがいかにも素晴らしいものであるように思われてくる」(豪紙トゥーンバ・クロニクル)
「生物学の分野で抜きん出ているというだけでなく、オランダ語の書物では比類なきものだ」(科学誌ニュー・サイエンティスト)
「人間とは“腸”ではなく“脳”なのだと思っている人こそ読むべき本。著者の鋭さに、思わず吹き出したり、微笑んだりが止まらない」(オランダの医学誌『メディシュ・コンタクト』)
「滑稽だけど、とても真面目な研究書。社会史でもあり、生物学でもあり、文化研究でもある」(豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド)
内容説明
排泄とは、生存の条件であり、嫌悪の対象であり、笑いのネタであり、そして秘密の快楽でもある。本書は、エジプトや中国の古代文明から現代までの、古今東西のトイレと後始末、排泄物処理の文化と歴史、さらに生理的メカニズムから、浣腸から食糞、さらにスカトロ・フェチまでを対象にし、文化的・歴史学的・環境学的・生理学的な博覧強記をもって、ユーモアを交えながら、膨大な図版とともに「人類と糞尿」という壮大なるタブーに迫ったものである。
目次
第1章 秘密の快感―今なお残るタブー
第2章 なぜ汚いと思うのか―排泄と洗浄の歴史
第3章 トイレと孤独の喜び
第4章 いかにウンコは作られるのか
第5章 すぐれたウンコとは
第6章 我慢と解放感
第7章 ブラウン・ゴールド―ウンコはいかに利用されてきたか
第8章 情報伝達手段としてのウンコ
第9章 おしっことおなら
第10章 快楽と創造の源としてのウンコ
著者等紹介
デッケルス,ミダス[デッケルス,ミダス] [Dekkers,Midas]
オランダの生物学者。1946年生まれ。オランダでは、テレビやラジオの動物番組のコメンテーターとしても有名。学生時代からさまざまな媒体に生物に関する記事を書き、子ども向け、若者向け、さらにはフィクション作品も含めて、非常に多くの著作がある。いずれも、鋭い観察と確たる知識に裏打ちされた科学的なストーリーを、ユーモアに満ちた語り口で紡いだ親しみやすい作品で、世界各国で翻訳されており、死や肉体の腐敗をテーマにした作品、スポーツや運動をテーマにした作品、子どもを持つことをテーマにした作品などは、世界的なベストセラーとなっている
山本規雄[ヤマモトノリオ]
1967年、東京都生まれ。出版社等勤務を経て、現在、翻訳業・編集業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラマンダー
柿崎大地
サトサン
かっさん
Э0!P!
-
- 和書
- 関係法規 (第6版)