出版社内容情報
新書大賞『独ソ戦』の著者、最新作!!
勝利と敗北を分かつもの――その本質とは何か?
内容説明
勝利と敗北を分かつもの―その本質とは何か?前線指揮官の苦悩と参謀本部の錯誤、砲兵戦術の革新、ティーガー戦車等新兵器の運用。第1次から第2次大戦まで、戦いのターニングポイントを詳細に検討。ドイツ軍事史の第一人者による最新の戦史。
目次
第1章 鋼鉄の嵐 第一次世界大戦とドイツ軍(突破ミュラーの砲兵戦術;マルヌ会戦―ヘンチュ中佐に責ありや?;無意味な流血―ヴェルダン要塞攻防戦;ルーデンドルフの戦い―ドイツ陸軍最後の攻勢)
第2章 稲妻はいかにして鍛えられたか 両大戦間期から第二次世界大戦まで(軍事面からみたゲルニカ;シュトゥデント将軍の虚像と実像;ヒトラーの戦略;北の稲妻―「ヴェーザー演習」作戦;九日間の奇跡―ダンケルク撤退作戦)
第3章 拡散する嵐 ソ連侵攻(高慢と誤算―バルバロッサ作戦の成立;泥の海の攻防―モスクワ前面モジャイスクの戦い;モスクワの守護神―T‐34とムツェンスクの戦い;運命の逆転―東部戦線のフォン・ルントシュテット)
第4章 薄暮の狼たち ドイツ国防軍の終焉(無限の48キロ―「冬の雷雨」作戦と第6装甲師団;後手からの一撃―鉄血のチェスゲーム;作戦術の勝利―新しいクルスク戦像;西方の決壊―グレネード作戦)
補章 何を読むべきか?ドイツ軍事史基本文献案内
著者等紹介
大木毅[オオキタケシ]
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員、陸上自衛隊幹部学校(現教育訓練研究本部)等を経て、現在著述業。『独ソ戦』(岩波新書、2019年)で新書大賞2020を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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skunk_c
ピオリーヌ
六点
電羊齋
ヨシフおじさん