この映画を視ているのは誰か?―「視覚」の根源/極限へ

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この映画を視ているのは誰か?―「視覚」の根源/極限へ

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861827686
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報

アピチャッポン・ウィーラセタクン、黒沢清、ウェス・アンダーソン、ジム・ジャームッシュ、ホン・サンス、濱口竜介……。ホラーから、小説の映画化、ドキュメンタリー、パフォーマンスにいたるまで、「視ること」を通して世界に対峙する最前線の作家たち。その倫理と原理を読み解き、映画表現、ひいては人間の視覚経験そのものの根源/極限に迫る。

内容説明

ホラーから、小説の映画化、ドキュメンタリー、パフォーマンスにいたるまで、「視ること」を通して世界に対峙する最前線の作家たち。その倫理と原理を読み解き、映画表現、ひいては人間の視覚経験そのものの核心に迫る。

目次

第1部 映画幽霊論(Ghost in the Machine―アピチャッポン・ウィーラセタクン論1;Beautiful Dreamer―アピチャッポン・ウィーラセタクン論2;視えないものと視えるもの―黒沢清論 ほか)
第2部 現代映画の諸問題(救い主が嗤われるまで―ラース・フォン・トリアー論;ファンタスティックMr.アンダーソンの後悔と正義―ウェス・アンダーソン論;からっぽの世界―ポール・トーマス・アンダーソン論 ほか)
第3部 カメラと視線の問題(反復と差異、或いはホン・サンスのマルチバース;FOR YOUR EYES ONLY―映画作家としてのアラン・ロブ=グリエ;彼女は(彼は)何を見ているのか―濱口竜介論 ほか)

著者等紹介

佐々木敦[ササキアツシ]
1964年生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。早稲田大学文学学術院教授や、ゲンロン「批評再生塾」主任講師などを歴任。映画・音楽・文学・演劇など、多数の分野にわたって批評活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

27
不勉強故にこの著者の仕事はなかなかフォロー出来ていないのだが、「哲学」を通った人という印象を受ける。カメラやスクリーン、視線といった映画を構成する要素それ自体を問題として問う。それ故にシネフィルが書く映画評とは一線を画しており、知識がない私のような読者をも「映画鑑賞」という極めてベーシックな行為へと誘ってくれるものとなっている。著者の生き様やそこから生まれる強烈なパッション/情熱/情念が少ないので暑苦しくないが、有無を言わせない迫力も希薄なのでこの批評が何処まで観客を「狂わせる」か難しい。だが刺激的な仕事2020/01/15

しゅん

7
ジャームッシュの「普通さ」とそれゆえの偉大さを鮮やかに示す『パターソン』論が良い。2019/10/02

gu

3
観るという行為(あるいは現象)そのものに立ち戻り、現代の映画を発見したり、読みほどいたり、驚いたりしていく。映画を観て、読んで、書くことの取っ掛かりとしてとても良い本だと思った。幽霊映画の論考が特に興味を引いた。2020/03/24

TOMYTOMY

2
終始視線を巡って、映画を捉える。それはある意味文学の人称という問題でもあって、映画に置き換えた場合の写されてるものというより、撮らえる側。 鈴木卓爾論と濱口論が面白かった。2019/09/20

gu

1
アピチャッポンの章を再読。2022/03/12

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