オリンピックVS便乗商法―まやかしの知的財産に忖度する社会への警鐘

個数:

オリンピックVS便乗商法―まやかしの知的財産に忖度する社会への警鐘

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月28日 02時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861827266
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0032

出版社内容情報

ある日突然、あなたも訴えられる!? SNSでオリンピックについてつぶやいてはいけないって本当? 実は和食の提供も違法!?ある日、突然、あなたも訴えられる!?
SNSでオリンピックについてつぶやいてはいけないって本当?
実は“和食”の提供も違法!?
自由競争と企業努力の賜物であったはずのアンブッシュ・マーケティング(便乗商法)は、いかにして悪質な「寄生商法」になってしまったのか? オリンピック委員会の主張する「使ってはいけない表現」には本当に法的根拠があるのか?
2020年東京オリンピックが迫るいま、知財・商標保護に精通する著者が、オリンピック組織の身勝手な主張を精査。どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか? 線引がまったく不透明ゆえに「忖度」による自粛ムードに覆われるなか、豊富な事例を交えて確かな「答え」を提示する。マーケティング、広告宣伝、知的財産、そしてオリンピックにかかわるもの必読の書。

友利昴[トモリスバル]
著・文・その他

内容説明

自由競争と企業努力の賜物であったはずのアンブッシュ・マーケティング(便乗商法)は、いかにして悪質な「寄生商法」になってしまったのか?オリンピック委員会の主張する「使ってはいけない表現」には本当に法的根拠があるのか?2020年東京オリンピックが迫るいま、知財・商標保護に精通する著者が、オリンピック組織の身勝手な主張を精査。どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか?線引がまったく不透明ゆえに「忖度」による自粛ムードに覆われるなか、豊富な事例を交えて確かな「答え」を提示する。マーケティング、広告宣伝、知的財産、そしてオリンピックにかかわるもの必読の書。

目次

第1章 便乗商法とは何か
第2章 なぜアンブッシュ・マーケティングを規制するのか
第3章 知的財産権でオリンピック資産は独占できるか
第4章 法を超えるアンブッシュ・マーケティング規制
第5章 アンブッシュ・マーケティング規制の最終手段
第6章 1964年から学ぶ、アンブッシュ・マーケティングとの向き合い方

著者等紹介

友利昴[トモリスバル]
著述家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。1級知的財産管理技能士(コンテンツ/ブランド専門業務)。知的財産、ブランド論を中心に著述活動や講義を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

7
図書館にて。すげーおもしろかった。表題では文字数の都合から「便乗商法」が用いられているが、「アンブッシュ・マーケッティング」の訳である。五輪のスポンサーが一業種一企業となって生まれた言葉だ。最初の例は、カード会社アメリカン・エキスプレスが「× × へはVISAじゃなくでも行けますよ」とやったもの。五輪はサ、「パートナーズ」のグローバル企業がプレミアム感を煽ってるの▲赤十字はジュネーブ条約で保護されている。五輪もその手法を応用している。ははーん、女性の権利条約とか利用してるな、これ。2021/02/13

Mao

3
オリンピック、知れば知るほど、スポーツ精神とは遠い。アスリートも、オリンピックのメダルばかり有難がるのをそろそろやめたらいいのに。2021/05/04

Kaori Sato

1
友利さん激おこの著書笑。何に対して激おこかというと、オリンピックの「アンブッシュ・マーケティング」規制について。その異様な取り締まりを、歴史から説明していて、とても勉強になった。私の認識では「最近厳しいなー」ぐらいだったのだけど、とんでもない。その歴史は長い。しかし友利さんが怒るのももっともで、「がんばれ!日本」の横断幕を商店街が掲げただけでクレームがくるかもなんて、ディストピアだとしか思えない。近々、「オリンピックは誰のものか」という勉強会に参加する予定。2019/06/28

むん

1
IOC,JOCの要求する過剰なアンチ・アンブッシュ・マーケティングを見抜き、【自粛】ではなく【分別】を持ってオリンピックを盛り上げよう。単なる自粛は、選手の壮行会も出来なくなってしまい、とても悲しいオリンピックになってしまう。オリンピック前に読むことをお勧めします。2019/03/05

満身創痍

1
タイトル通りの内容ですが、引用や参考とされている資料、文献が時を超え国を超え半端ではない量です。 多くの人がおかしいと思っているであろう「東京2020」といった表現の使用禁止というJOCやNOCの一方的な主張の理不尽、無根拠をわかりやすく理論的に一刀両断。 現時点でのこの問題についての全情報を網羅した集大成、バイブルです。 アンブッシュマーケティングに対する考えが大きく変わりました。 本当に読み応えありました。2019/01/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13299705
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品