東京時間旅行

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861826573
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0095

内容説明

日本の近代を創った上野の博覧会、震災と空襲で郊外へ向かった文学者たち、1964年の五輪における都市大改造、古書街・神保町で過ごした思い出…。時代とともに絶えず変貌する東京150年の歩みを、博覧強記の文学者が独自の多彩な視点でたどりなおす。

目次

1 失われた東京を求めて(神田神保町;新宿;神楽坂;丸の内;渋沢栄一;銀座;三越;丸善;上野;日比谷公園;カフェ;ラーメン;国立国会図書館;東京都江戸東京博物館;私鉄沿線)
2 東京から遠く離れて(横浜;栃木;熱海;京都)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年生まれ。フランス文学者・作家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授。『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、『愛書狂』(角川春樹事務所)でゲスナー賞、『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞、『成功する読書日記』(文藝春秋)で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMAimages STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「All REVIEWS」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

121
①東京オリンピックのために街の上を走る高速道路。飛躍的に衛生的な都市となった。②神保町 在庫の管理のオンライン遅れ。1割のマニアが9割を買う現象。カフェ神田伯剌西爾 ③飯田橋と神楽坂のパリ化。セーヌと左岸と右岸になった考察。④丸の内 岩崎対澁澤買収合戦裏話 ⑤銀座 歩道の広さと車道の狭さがもたらす銀ブラ感 ⑥三越丸善 ハイカラという時代 海外は遠かった ⑦上野 彰義隊に焼かれた地への博物館 ⑧日比谷公園 ドイツ帰りの本多静六の共同幻想 ⑨京都の古書店 古書店は住民の民度と比例するらしい2018/09/10

yyrn

8
知識や過去情報が豊富で、かつ文章が達者なので飽きさせずに読ませてくれるが、特に前半の神田神保町、新宿、神楽坂辺りの思い出話に惹かれて一度行ってみようかなと思って読んでいると章の最後で今は閉店とか、取り壊されているとかガッカリする結末が多くて残念だった。三越や丸善の辿った長い歴史や日本経済の基礎を作った渋沢栄一の話は面白かったし、またカフェにまつわる変遷(西欧に倣ったお酒を出すカフェ→喫茶店→特殊喫茶と純喫茶の話)も面白かった。今度上京したら、東京都江戸東京博物館に行ってみよう。2018/01/14

法水

6
先月末のイベントで購入した著書をようやく読了。神田神保町に始まり、新宿、神楽坂、丸の内、銀座、三越、丸善、上野、日比谷公園、国立国会図書館といった東京の各地に関するエッセイを集めた一冊(第2部では横浜、栃木、熱海、京都も)。中ではイベントでも話されていたカフェに関する話が面白かった。「カフェ」という言葉の変遷をたどるだけでも、日本で「メイド喫茶」が誕生したのは必然だったのだなと感じた(収録されたエッセイが書かれたのが2000年なのでメイド喫茶への言及はなし)。2017/12/25

Lieu

1
書き下ろしではなく、前世紀末からの東京についてのエッセイを集めた本。異邦人の目から見た東京論という印象である。十九世紀パリに知悉した仏文学者として、横浜出身者として。坪内祐三の東京本と比較すると面白い。2020/05/27

みみりん

1
神保町、上野、三越、丸善、丸の内。多くの場所が昔からよく訪れた場所だったが、ほとんど知らないことばかりだった。 文章もおもしろくて一気に読んでしまった。私鉄沿線も興味深かった。純喫茶の意味を初めて知った。このような知識を知るのは本当に楽しい。2018/06/01

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