講談社現代新書<br> 憲法という希望

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講談社現代新書
憲法という希望

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883870
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0232

出版社内容情報

憲法の本質をわかりやすく解説し、人権や地方自治の社会問題を例に、日本国憲法がどう使えるのかを語る。国谷裕子氏との対談も収録。「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」
気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、選択的夫婦別姓問題や、地方自治など、現実の社会問題に対して憲法をどのように使い活かすのかを語る。
また、2016年5月に行われた、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談を収録し、さらに深く憲法の本質に踏み込む。
「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。

はじめに
第一章 日本国憲法と立憲主義
第二章 人権条項を活かす
第三章 「地方自治」は誰のものか
第四章 対談 「憲法を使いこなす」には
おわりに
付録


木村 草太[キムラ ソウタ]
著・文・その他

国谷 裕子[クニヤ ヒロコ]
著・文・その他

内容説明

憲法に込められた本当の力とは。NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との対談を収録。気鋭の法学者がわかりやすく解説した入門に最適の一冊。

目次

第1章 日本国憲法と立憲主義(守らせるのは「個人」;憲法とは何か ほか)
第2章 人権条項を活かす(家族と憲法;婚外子の相続分差別 ほか)
第3章 「地方自治」は誰のものか(日本の基地問題;辺野古移設の法的根拠 ほか)
第4章 対談「憲法を使いこなす」には 国谷裕子×木村草太(夫婦別姓問題;憲法判断は時代の流れで変わるのか ほか)

著者等紹介

木村草太[キムラソウタ]
1980年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学助手を経て、首都大学東京都市教養学部法学系教授。専攻は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

88
「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」 ■面白かった☆ とても分かりやすくて「ああ そういうことか!」と。論理的で抑制的なので、リラックスして気軽に読めました。■前書きで学術全般の意義について言及してるのも大事な事だよね。私達は、細かいことまで理解できていなくても「興味を持ち続ける」ことが大切。現実社会を見誤らない様に、暮らしを安寧に導くために、「憲法」がより身近になる良い本でした ( ' ᵕ ' ) (2016年)(→続2018/02/11

けんとまん1007

33
改めて憲法とは何かを考えた。憲法というと、いくつかの条文を知っているだけで、今回、再認識するのにピッタリの1冊。何より、わかりやすいのがいい。憲法の意味、立ち位置によって、こうも変わるのかと思う。もともと、今の政治家のことは信用できないと思っているが、それを裏付けることもできる。これは、メデイアの責任もある。憲法という希望・・このタイトルに込められた木村さんの思いは、とても大きなものがある。それを、自分も見習いたい。2016/12/03

そり

22
日米地位協定という条約により、アメリカには排他的管轄権があるとされている。これにより、米軍ヘリが墜落しても地元の消防などは近寄れない。また、基地内の土壌を汚染するようなことがあっても、返還時、元の状態に復旧する義務もない。つまり、地方自治は大きく制限される。軍の機密なのだから仕方ない、としても、それを話し合って受け入れるか、受け入れろと強要されるのとでは違うことだと思う。憲法はかつての国々が犯した失態を反映したもの。憲法があるから、強要されても反発できる。意識する人が増えることで、当たり前が守られる。2017/05/23

katoyann

20
日本国憲法の特徴について分かりやすく解説した入門書。日本国憲法は、国家権力の三大失敗を踏まえて成立しているとする。その失敗とは「無謀な戦争」「人権侵害」「権力の独裁」である。だから、立憲的憲法は、軍事統制、人権保障、権力分立、を3つの柱とするのである。憲法は本書でも指摘されているように国家権力に対する人民の命令である。特にその究極価値は個の尊重原理にあり、人権保障に関する各条文にその原理が貫かれている。本書では沖縄の辺野古基地移設や選択的夫婦別姓を事例として、憲法の理解を促すように書かれている。良書。2024/06/03

まさにい

20
面白い学者がまた一人出てきた。歴史の磯田道史さんの本を読んだ時の楽しさが、この木村草太さんの本を読んで感じた。この本を読んだのは、ひょんなきっかけで登校拒否をしていた人が通っている学校で、法律の授業をするための講義案作りのために憲法の本を再度読み直していた最中であった。佐藤功の『憲法と君たち』、樋口陽一の『いま、憲法改正を考える』、佐藤幸治の『立憲主義について』、今となっては古典となってしまった清宮四郎の『憲法Ⅰ』とこの本を参考にして講義案を作ってみようと思っている。2018/01/10

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