軍事大国ロシア―新たな世界戦略と行動原理

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軍事大国ロシア―新たな世界戦略と行動原理

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  • サイズ B6判/ページ数 455p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861825804
  • NDC分類 392.38
  • Cコード C0031

内容説明

復活した“軍事大国”。21世紀世界をいかに変えようとしているのか?「多極世界」におけるハイブリッド戦略、大胆な軍改革、準軍事組織、その機構と実力、世界第2位の軍需産業、軍事技術のハイテク化…話題の軍事評論家による渾身の書下し!

目次

第1章 “軍事国家”ロシア―軍事で読み解くロシアの社会と国家
第2章 戦略環境認識と脅威認識―ロシアから見た世界
第3章 「多極世界」におけるロシアの対外軍事関係―「勢力圏」をめぐって
第4章 ロシアの「ハイブリッド」な軍事戦略―「新しい戦争」への対応
第5章 変貌するロシア軍―史上空前の軍改革とその帰結
第6章 ロシア軍の機構と実力―頭脳から手足まで
第7章 多様な準軍事組織―連邦軍だけではないロシアの軍事力
第8章 軍需産業と武器輸出―連動する軍事と外交

著者等紹介

小泉悠[コイズミユウ]
軍事アナリスト。公益財団法人未来工学研究所客員研究員。ロシアの軍事研究に関する数少ない日本人専門家の一人。主な研究テーマは、ロシアにおける軍改革、装備近代化、軍事予算、核戦略、ハイブリッド戦争などで、宇宙政策や危機管理政策にも詳しい。ロシアの軍事情勢を細部にわたって検証する筆致には高い評価がなされている。また、気鋭の軍事アナリストとして、雑誌やWeb媒体で旺盛な執筆活動を行なっているほか、ニュース番組のコメンテーターとして出演し、ラジオでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

80
2015年6月、ロシアは国家安全保障戦略を改訂し、ロシアが世界的な大国として復権することを宣言した。経済的には衰退したと思われるロシアは、『軍事大国』としての看板を掲げ、西側と対立してでも国益を守るという姿勢を示している。◆ロシアが軍事大国であったのは今は昔。現状、100万人ともいわれるロシア軍であるが、情報やハイク機器の面では大きく遅れている。しかし、国家として国民に軍事的義務を負わせ、青少年に対する軍事的な教育にも力を入れている。すなわち制度的、文化的に『軍事国家』を形成しているのである。2020/02/20

やまやま

11
ウクライナの現状を非常に残念に思う。しかし、ロシアという国のもつ傾きは、単に支配を強めたいというわけではなく、自国安全保障を忠実に貫くところにあり、これは社会主義であろうが帝政であろうがプーチンであろうが「攻め込まれる立場である」という現状分析(指向)からの一つの「論理的」一貫性である。この論理の立て方が欧米の価値観とは逆立ちしていることは間違いないのであるが、臆病な価値観をうまく変える処方箋はなかなか見出しがたい。一つは連邦制を何らかの形で再興することであろうが、ソ連でもうこりごりなのではとも思う。2022/07/30

タキタカンセイ

5
最近は「なぜウクライナ侵攻が起きたのか」を知りたくて本を読んでいます。本書は「軍事大国」としてのロシアの現状を網羅的にまとめていますが、正直言って一つ一つのディテールをイメージするのは難しかったです。ただソ連崩壊後のロシアにとって「軍事」こそがプライドを満足させてくれるものだったのだろうとは想像できます。「あとがきにかえて」のエピソードがいちばんリアルに感じられました。2022/05/29

バーニング

4
2016年の本だが今読むと2022年に起きたことをかなりの部分説明できている一冊だと感じる。予言的だというよりは、最後に小泉自信が述べているように2014年の衝撃が大きかったとも言えるだろうし、その前のいくつかの伏線(ジョージアとの衝突やアラブの春など)がやはり2022年を用意していた、と解釈できるのだろうと思った。2023/04/20

ゆるひと

4
軍によって近代化した国、ロシア。大戦後も民主化後も冷戦敗北後も、勢力圏という発想を基軸に国家戦略を考えるロシア。陸続きじゃなくて良かった。でも、もっと距離が欲しかった。2021/03/27

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