出版社内容情報
20世紀前半の米国文学を代表する作家による2冊の詩集、『中西部アメリカの聖歌』と『新しい聖約』を全訳。
内容説明
代表作『ワインズバーグ・オハイオ』の直前、工業化が進む時代のうねりに呑まれる人びとと超然たる自然を歌いあげた『中西部アメリカの聖歌』。その刊行直後から10年の歳月をかけて自らの内なる声を紡いだ『新しい聖約』。20世紀前半の米国文学を代表する作家による2冊の詩集を全訳。
目次
中西部アメリカの聖歌(トウモロコシ畑;シカゴ;工業国アメリカの歌;無口なセドリックの歌;夜明けの歌 ほか)
新しい聖約(青年;空を見上げていた人;聖約;トランペットを持つ男;渇望 ほか)
著者等紹介
アンダーソン,シャーウッド[アンダーソン,シャーウッド] [Anderson,Sherwood]
1876年オハイオ州生まれ。因習的な抑圧のなかで「グロテスク」にしか生きられない人々の姿を静謐に描きだし、『ワインズバーグ・オハイオ』(1919)などの作品でウィリアム・フォークナー、アーネスト・ヘミングウェイ、レイモンド・カーヴァーらに影響を与えた、20世紀前半の米国文学を代表する作家
白岩英樹[シライワヒデキ]
1976年、福島県郡山市生まれ。早稲田大学卒業。大阪芸術大学大学院博士課程修了。博士(芸術文化学)。現在、東京都市大学共通教育部外国語共通教育センター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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