創造的破壊―グローバル文化経済学とコンテンツ産業

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861823343
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0033

内容説明

自由貿易は、私たちの文化を根絶やしにするのか?エートスとミネルヴァ・モデル、最小公分母効果、サイズと臨界質量、文化クラスターの重要性、ブランドの力、若者の消費行動が決めるカルチャーの「質」など、文化と経済の関係を知るための必読書。2011年、世界で重要な経済学者の1人に選ばれた著者の話題作。

目次

第1章 異文化間交易―グローバリゼーションの功罪
第2章 グローバル文化の隆盛―富と技術の役割
第3章 エートスと文化喪失の悲劇
第4章 なぜハリウッドが世界を牛耳るのか、それはいけないことなのか
第5章 衆愚化と最小公分母―グローバリゼーション時代の消費者
第6章 「国民文化」は重要なのか―貿易と世界市民主義

著者等紹介

コーエン,タイラー[コーエン,タイラー][Cowen,Tyler]
1962年1月生まれ。ハーバード大学にて博士号をとる。当時の指導教官は、トマス・シェリング(2005年ノーベル経済学賞受賞者)。現在、アメリカで最も有名なブロガーであり、ジョージ・メイソン大学教授。主に文化的現象(マスカルチャー、セレブ、美術館運営など)の経済学を講義。『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『ニューヨーク・タイムズ』をはじめ多くのマスメディアに時事的な論説を寄稿している。専門研究は広範囲に及び、2011年2月には、英『エコノミスト』誌が、今後最も世界に影響を与える経済学者の1人に選んだ

浜野志保[ハマノシホ]
1974年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は近代視覚文化史、パラノーマル写真論

田中秀臣[タナカヒデトミ]
1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部教授。社会資本整備審議会委員、「デフレ脱却国民会議」呼びかけ人。専門は経済思想史・日本経済論。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

13
小さく貧しい文化に属する人々が大きく豊かな文化のイノベーションを取り入れる事で利益を得るが多くの人が異文化を受入て定期的に実行すると自国の特有の創造力は変質したり破壊される。貧しい国はは裕福な国が欲しがる製品を作り、得意としていた質の高い製品の作り方を忘れていまい文化が衰退する。市場は均質性を高めると同時に多様性も高める。市場は大きくなると消費者が商品サーファーになり次々に新しい製品へと手を伸ばしポイ捨てし素通りするになる。無知な消費者の好みに合わせる傾向があるためその媒体自体が実際より悪く見える。2015/01/02

がっち

5
シュンペーターかと思ったら違った。文化論というものであろうか。文化を交流させることで多様性と選択の自由を生む。フラット化とは逆の考えを出しているのである。このことが本当であれば、国民文化が経済を潤すことになるのだろうか。2012/08/06

FFFT

4
グローバル化が進み、例えばマクドナルドのような世界的なチェーン展開をするものが各国地域に入ってくる。するとどの地域もマニュアルに沿って同じメニューわお出すようになる…かと思いきや地域の素材を生かしたまったく新しいご当地バーガーのようなものが生まれるという。異文化が侵入してきた際に侵入してきた側の市場に媚びることなくうまく取り入れることで新しい文化が作られる。ネットなどの普及も相まって世界は均質化するみたいにも聞きますがむしろどんどん新しい独自性が生まれてくると考えると面白い。2011/11/23

takao

3
ふむ2022/08/28

void

3
【★★★☆☆】原著'02年。グローバル化により社会同士の類似性・同一性は高まる一方、各社会内の多様性も高まる。長期的に見れば「文化」が吸収統合される傾向にあるが、特に短期的には創造性が発揮される(ルネサンス等)。比較優位、機械化と人的技術の高度化。 具体例を引きすぎている面もあるが(特に2章)、集約的消費(≒アマプロ型)/粗放的消費(≒気儘、にわか的)、「伝統・文化」の想像性と恣意的固執・心性、公的保護(仏映画)と市場淘汰(ハリウッド)など内容は面白く著者のバランスも良い。2012/12/26

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