内容説明
未曽有の大震災、無縁社会のなかで、いかに私たちは、コミュニティを再構築すべきか?地域/都市社会学の第一人者が長年にわたる調査研究をもとにまとめた、被災地の復興、共存・共生の社会構築に向けた渾身の一冊。
目次
コミュニティ・スタディーズのために
第1部 ゆらぐコミュニティ(コミュニティへの多元的な問いかけ;地縁と町内会の間;「戦後社会」と町内会;防災コミュニティの社会設計の条件―防災ガバナンスの確立のために;開かれた都市空間と安全安心まちづくりの課題;ソーシャル・キャピタルとしての地域通貨の可能性と課題―アーバンネットの活動に寄せて;まちづくりの論理と倫理)
第2部 転回するコミュニティ(グローバル化とコミュニティ―ゆらぐ境界とオルタナティヴの可能性;ゲーテッドコミュニティ再考―新自由主義の建造環境;「ポスト開発」のグラスルーツ―パリ・コミュニティと多元的集団構成;変容する移民コミュニティ―パリ日本人社会の存在形態)
「ポスト成長」社会におけるコミュニティの社会設計のために―隣接の再発見
著者等紹介
吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年、徳島県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。専攻:都市社会学、地域社会学、アジア社会論、立命館大学助教授、神奈川大学教授、東北大学大学院文学研究科教授を経て、現在、大妻女子大学社会情報学部教授、東北大学名誉教授(2011年4月より)。日本学術会議連携会員。地域社会学会会長。インドネシア大学大学院客員教授、東北都市学会会長、東北社会学研究会会長、東北社会学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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