内容説明
中途視覚障害者として初めて直面する健常者世界のバリアの数々。重度の低視力ながら現役の大学教官を務め、講演・執筆・海外旅行も精力的にこなす著者による生き方の探究。
目次
第1章 目の風景(目の旅の始まり;現代社会と環境適応 ほか)
第2章 網膜色素変性症と眼科(眼科選びの大切さ;国立リハビリ病院眼科の価値 ほか)
第3章 グローカリズムと障害者政策(世界の中で;視覚障害者のバリア ほか)
第4章 先達から学ぶ(眼科学の発展;公共交通機関のサービス ほか)
終章 一病息災をめざして(目は愛;逆転の発想 ほか)
著者等紹介
宮本忠[ミヤモトタダシ]
Ph.D.(環境学)、オーストラリアタスマニア大学。東北公益文科大学大学院公益学研究科特任教授、三重大学名誉教授、三重オーストラリア・ニュージーランド協会会長。略歴、福井県粟野村(現敦賀市)生まれ(昭和15年10月5日)。粟野小学校、同中学校、敦賀高等学校卒業。早稲田大学・同大学院政治学研究科博士課程修了。文部省在外研究員(イギリスオックスフォード大学)、タスマニア大学客員教授、ニュージーランドリンカーン大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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