出版社内容情報
柏木家の四姉妹、あかね(中1)、きなり(6年)、るり(4年)、もえぎ(幼)。皆、個性的。おとなしくてシンの強い子、活発な自己主張をするけれど内面はデリケートな子……。でもいちばんオモシロイのはお母さん。心やさしい父さんもいて素晴らしい家族の物語。 小学校高学年~
著者等紹介
中川なをみ[ナカガワナオミ]
1946年、山梨県に生まれる。『水底の棺』(くもん出版)で第43回日本児童文学者協会賞受賞
田中槇子[タナカマキコ]
1942年、東京に生まれる。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。絵本、さし絵の世界で活躍
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感想・レビュー
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こまっちゃん
4
あかね・きなり・るり・もえぎの四姉妹物語。日本版若草物語かと思いきや、関西弁が飛び交う家族のドタバタ物語でした(^^)2015/06/29
菱沼
1
「よんしまい」ではなく「ししまい」と読むのだろうか。面白く読んだ。土曜日の学校が休みだし、昔の話ではないと思うのだけれど、どことなく古風。お母さんが面白い。三姉妹の末っ子として育った私としては、もえぎが寝てから上の3人が何やら話し合う場面など、末っ子はいくつになっても末っ子で一人前とは認められないもどかしさが蘇る。あかねの弁論大会は結局どうなったのだろう。2020/07/12
遠い日
0
四姉妹といえば、思い浮かべるのは『若草物語』だが、この作品も現代版のひとつの“若草物語”だろう。柏木家の四姉妹は、個性的でそれぞれが魅力的な女の子たち。各人の個性を引き立てるようなエピソードをたどりながら、ほぼ1年の時間が物語に流れる。お年玉をめぐる母さんとのバトル。地域の老人たちとの交流を知らず知らずのうちに深めるたき火の挿話。愛犬ジョンとの別離。あかねの一大決心の挑戦。爽やかな読後感。ただ一つ、気になるのは「言葉遣い」が乱暴過ぎること。大阪弁の女言葉はこの本に書かれているほど、きつくも汚くもない。 2005/02/18
やからです
0
オチがエエわ〜2023/09/18
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- 和書
- 高齢者と適応