目次
1 純正日本史案内(近視眼的な教科書騒ぎ;何故に歴史を知りたがるか;受難の日本書紀 ほか)
2 古松軒「人馬市」(義理と人情とは;庶民は占領下の混血児子孫奴隷;信長は部落解放者 ほか)
3 出雲王朝高天原(聖徳太子と出雲の聖徳王;高天原は無数にある;古事記は江戸期の改作 ほか)
著者等紹介
八切止夫[ヤギリトメオ]
1914年、名古屋市生まれ。小説家。日本大学、明治大学で講師を務めた後、64年、「寸法武者」により第3回小説現代新人賞を受賞。67年、『信長殺し、光秀ではない』『寸法武者』を刊行。以後、〈八切史観〉とよばれる独自の史観に基づく歴史小説や評論など膨大な著作を発表。87年、死去
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感想・レビュー
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トムトム
14
少々とんでも本ではあるが、その発想、実際の歴史があってもおかしくはないと思う本でした。勝者が書き残す歴史。歴史に埋もれてしまった敗者の歴史として面白かったです。この百年を見ていても、歴史は都合よく改ざんされていて汚いこととかはなかったことにされているから、八切さんが書き残そうとしたものに価値はあると思います。2024/04/14
みっく
1
イングランドのジェームス一世が自分の母親のマリー・アントワネットがエリザベス一世に首を切られるのを見殺しにし(p184より)なんてことを書いてあるのに呆れた2010/12/14
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