日本の国菌―コウジキンが支える社会と文化

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  • サイズ B6判/ページ数 84p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861632938
  • NDC分類 588.51
  • Cコード C1045

内容説明

ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」には、日本を代表する微生物・コウジキンの働きが欠かせない。酵素科学の専門家でコウジキン研究の大家である著者が、学術・文化・社会の様々な面から日本人とコウジキンの深い関わりをひもとき、日本の「国菌」とされる由縁を明らかにする。

目次

第1章 日本の国菌コウジキン論
第2章 国際的に認知される日本の国菌
第3章 コウジカビとはどのような生物なのか

著者等紹介

一島英治[イチシマエイジ]
1934年生まれ。東京農工大学農学部農芸化学科卒業(1957)。農学博士(東京大学、1967)。日本生化学会奨励賞(1972)、日本農芸化学会功績賞(1997)、日本醸造学会功績賞(2008)各受賞。東北大学名誉教授、東京農工大学名誉教授、(公財)野田産業科学研究所名誉理事。専攻は酵素化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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phmchb

4
( ..)φメモメモ『酒造りの歴史』柚木学、雄山閣出版(1987)(「播磨国風土記」)(p15)/『日本酒の起源』上田誠之助、八坂書房(1999)(p17)/『麴のレシピ:からだに「いいこと」たくさん』おの みさ、池田書店(2010)(p29)/『もし、日本という国がなかったら』ロジャー・パルバース、集英社インターナショナル(2011)(p33)/『驚くべき日本語』ロジャー・パルバース、集英社インターナショナル(2014)(p34)/『味噌と五十年』茂木正利(p58)2020/02/18

たこい☆きよし

1
恩師からいただいた。麹菌を国菌に、と提唱されたご本人による、制定当時の総説2編の再録に書き下ろしを加えて小冊子に編んだ一冊。自分が研究内容の和文総説を書くようにしているのは、この恩師の影響大。2018/01/06

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