内容説明
平易な講義で自治をキホンとした社会のあり方、つくり方を学ぶ。
目次
第5講 自治体議員・議会のしごと(自治体議会はしごとをしてこなかったのか?;議会基本条例と議会改革の広がり;市民自治体の議会に期待されること)
第6講 地域が支える社会保障(障害者政策の変遷と社会のあり方;介護保険制度と地域福祉;非営利・協同による地域づくりの可能性)
第7講 税制・財政と公共サービス(土建国家の限界と分断された社会;日本の税制財政の誤解を解く;分権と普遍主義に支えられた信頼社会)
第8講 公共空間・まちづくり(都市計画の制度とまちづくり;大都市と地方のあり方、考え方;理想都市の行方)
著者等紹介
廣瀬克哉[ヒロセカツヤ]
1958年奈良県生まれ。法政大学常務理事、法学部教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。市民と議員の条例づくり交流会議共同代表。同会議のなかで栗山町議会基本条例の制定に出会い、翌2007年に自治体議会改革フォーラムの結成を呼びかけ、議会改革のキャンペーン「変えなきゃ!議会」を展開。2009年以降毎年『議会改革白書』(生活社)を編集、刊行している。栗山町議会サポーター。埼玉県所沢市議会政策研究審議会委員
石毛〓子[イシゲエイコ]
1967年~1997年飯田女子短期大学に教員として勤務。医療社会化推進会議、障害児を普通学校に・全国連絡会などの市民運動に参加。1989年、都市市民の高齢化の問題を捉える第1回NO!寝たきりキャンペーン集会を多くの女性市民と開催、2014年まで集会は25回を数えた。1992年アビリティクラブたすけあい初代理事長、理事、現在は監事。1996年~2005年、2009年~2012年衆議院議員として、主に介護保険、障害者政策に携わる
井手英策[イデエイサク]
1972年生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東北学院大学助手、横浜国立大学助教授を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。政府税制調査会専門家委員会委員、地方財政審議会臨時委員、農業農村振興整備部会臨時委員等を歴任
大西隆[オオニシタカシ]
豊橋技術科学大学学長。日本学術会議会長。東京大学名誉教授。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(都市工学専攻)。東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学先端科学技術研究センター教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授、などを経て2011年10月より日本学術会議会長、2014年4月より豊橋技術科学大学学長
坪郷實[ツボゴウミノル]
市民がつくる政策調査会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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